次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものはどれか。…
主な医薬品とその作用 第61問
次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものはどれか。体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出るものの気管支炎、気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。まれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎、偽アルドステロン症を生じることが知られている。
- (1)麻黄湯
- (2)小青竜湯
- (3)芍薬甘草湯
- (4)桂枝加朮附湯
正答 (2)
正答は (2)。小青竜湯です。
記述の「体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出るものの気管支炎、気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症に適す」は、小青竜湯の適応の書き方です。まれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎、偽アルドステロン症を生じることが知られています。構成生薬としてマオウとカンゾウを含みます。
【ほかの選択肢】
(1) 麻黄湯 …… 体力充実して、かぜのひきはじめで、寒気がして発熱、頭痛があり、咳が出て身体のふしぶしが痛く汗が出ていないものの感冒、鼻かぜ、気管支炎、鼻づまりに適すとされます。
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(3) 芍薬甘草湯 …… 体力に関わらず使用でき、筋肉の急激な痙攣を伴う痛みのあるもののこむらがえり、筋肉の痙攣、腹痛、腰痛に適すとされます。症状があるときのみの服用にとどめ、連用は避けます。
(4) 桂枝加朮附湯 …… 体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないものの関節痛、神経痛に適すとされます。
【見分けのこつ】
「うすい水様の痰」「鼻水」「アレルギー性鼻炎」「花粉症」が並んだら小青竜湯です。反対に、麦門冬湯は「水様痰の多い人には不向き」とされる処方です。
出典:登録販売者試験 令和8年度(群馬県 公表問題)出典元ページ
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