歯や口中に用いる薬とその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…
主な医薬品とその作用 第94問
歯や口中に用いる薬とその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 歯痛薬(外用)は、歯の齲蝕(むし歯)による歯痛を応急的に鎮めることを目的としており、歯の齲蝕が修復されることはない。b チモールは、齲蝕により露出した歯髄を通っている知覚神経の伝達を遮断して痛みを鎮めることを目的として用いられる局所麻酔成分である。c 歯槽膿漏薬には、歯肉溝(歯と歯肉の境目にある溝)での細菌の繁殖を抑える作用(殺菌消毒作用)のほか、抗炎症作用なども期待してヒノキチオールが配合されている場合がある。
- (1)a: 誤 b: 正 c: 正
- (2)a: 正 b: 正 c: 誤
- (3)a: 誤 b: 誤 c: 誤
- (4)a: 正 b: 誤 c: 正
正答 (4)
正答は (4)。a 正、b 誤、c 正 です。
【(a)正しい】
歯痛は、多くの場合、歯の齲蝕(むし歯)とそれに伴う歯髄炎によって起こります。歯痛薬は、歯の齲蝕による歯痛を応急的に鎮めることを目的とする一般用医薬品であり、歯の齲蝕が修復されることはありません。早めに歯科を受診して治療を受けることが基本です。
【(b)誤り ―― チモールは殺菌消毒成分】
齲蝕により露出した歯髄を通っている知覚神経の伝達を遮断して痛みを鎮めることを目的として用いられる局所麻酔成分は、アミノ安息香酸エチル、ジブカイン塩酸塩、テーカイン等です。チモールは局所麻酔成分ではなく殺菌消毒成分で、歯槽膿漏薬(外用)では歯肉溝での細菌の繁殖を抑えることを目的として、口腔咽喉薬では口腔内や喉に付着した細菌等の微生物を死滅させたり増殖を抑えたりする目的で配合されます。
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【(c)正しい】
歯槽膿漏薬(外用)には、歯肉溝での細菌の繁殖を抑える殺菌消毒作用のほか、抗炎症作用なども期待して、ヒノキチオールやチョウジ油が配合されている場合があります。ヒノキチオールは、ヒノキ科のタイワンヒノキ、ヒバ等から得られた精油成分で、抗菌、抗炎症などの作用を期待して用いられます。
出典:登録販売者試験 令和7年度(群馬県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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