内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)に含まれている成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第80問

内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)に含まれている成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a クロルフェニラミンマレイン酸塩は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に抗コリン作用も示すため、排尿困難や口渇が現れることがある。b 皮膚や鼻粘膜の炎症を和らげることを目的として、生薬成分のマオウが用いられることがある。c プソイドエフェドリン塩酸塩は、他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用が強い。

正答 (4)
正答は (4)。a 正、b 誤、c 正 です。 【(a)正しい】 クロルフェニラミンマレイン酸塩などの抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に抗コリン作用も示すため、排尿困難や口渇、便秘等の副作用が現れることがあります。排尿困難の症状がある人、緑内障の診断を受けた人では、使用前に医師等へ相談がなされるべきです。 【(b)誤り ―― 炎症を和らげるのはグリチルリチン酸等】 内服アレルギー用薬で、皮膚や鼻粘膜の炎症を和らげることを目的として配合されるのは、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸モノアンモニウム、トラネキサム酸等の抗炎症成分です。生薬成分としては、グリチルリチン酸を含むカンゾウが用いられることがあります。マオウはアドレナリン作動成分と同様の作用を示す生薬(交感神経系を刺激する)であり、炎症を和らげる抗炎症成分ではありません。
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【(c)正しい】 プソイドエフェドリン塩酸塩は、他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用が強く、副作用として不眠や神経過敏が現れることがあります。心臓病、高血圧、糖尿病又は甲状腺機能障害の診断を受けた人、前立腺肥大による排尿困難の症状がある人では使用を避ける必要があります。

出典:登録販売者試験 令和8年度(群馬県 公表問題)出典元ページ

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