尿糖・尿タンパク検査薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第79問

尿糖・尿タンパク検査薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 尿タンパク検査の場合、早朝尿(起床直後の尿)を検体とすることは適切ではない。b 出始めの尿を採取して検査することが望ましい。c 検査薬を長い間尿に浸していると、検出成分が溶け出してしまい、正確な検査結果が得られなくなることがある。d 通常、尿は弱酸性であるが、食事その他の影響で中性~弱アルカリ性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがある。

正答 (5)
正答は (5)。c と d が正しい記述です。 【(a)が誤り ―― 尿タンパクは早朝尿が原則】 尿タンパク検査の場合は、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、激しい運動の直後は避ける必要があります。「早朝尿を検体とすることは適切ではない」というのは正反対です。 検査の種類によって採尿のタイミングが違いますので、対で覚えてください。 尿糖検査        食後1〜2時間等、その検査薬の使用方法に従う 尿タンパク検査     早朝尿を検体とする、激しい運動の直後は避ける 尿糖・尿タンパク同時  早朝尿を検体とし、尿糖が検出された場合には食後の尿について改めて検査して判断する
解説の続きをみる続きを閉じる
【(b)が誤り ―― 中間尿を採取する】 出始めの尿には、尿道や外陰部等に付着した細菌や分泌物が混入することがあるため、中間尿を採取して検査することが望ましいとされています。 【(c)正しい ―― 長く浸さない】 検査薬を長い間尿に浸していると、検出成分が溶け出してしまい、正確な検査結果が得られなくなることがあります。 逆に、尿に浸す時間が短すぎても、正確な結果が得られません。どちらの方向にもずれてはいけない、という点を押さえてください。また、検査薬を尿に浸してから、一定時間経過した後に判定するものについては、長時間放置した場合にも変色が起こり、正確な結果が得られなくなることがあります。 【(d)正しい ―― 尿は通常弱酸性】 通常、尿は弱酸性ですが、食事その他の影響で中性から弱アルカリ性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがあります。 【一般用検査薬に共通する押さえどころ】 検査結果はあくまで参考であり、その結果のみで確定診断はできません 検査結果が陰性であっても、何らかの症状がある場合には、再検査するか医療機関を受診して医師に相談する必要があります 尿糖値に異常を生じる要因は、糖尿病のほかにもあります 尿タンパク値に異常を生じる要因としては、腎臓機能障害によるもの(腎炎やネフローゼ)と、尿路に異常が生じたことによるもの(尿路感染症、尿路結石、膀胱炎等)があります 通常、尿は弱酸性ですが、食事その他の影響で中性から弱アルカリ性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがあります

出典:登録販売者試験 令和8年度(群馬県 公表問題)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「主な医薬品とその作用」のほかの問題

  1. 令和7年度 第99問衛生害虫の種類と防除に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  2. 令和6年度 第72問強心薬とその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  3. 令和6年度 第85問胃腸鎮痛鎮痙薬とその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  4. 令和6年度 第98問生薬成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  5. 令和7年度 第71問口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  6. 令和7年度 第84問次の表は、ある胃腸薬に含まれている成分の一覧である。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク