滋養強壮保健薬とその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…
主な医薬品とその作用 第96問
滋養強壮保健薬とその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 補中益気湯は体力虚弱で、元気がなく、胃腸の働きが衰えて、疲れやすいものの虚弱体質、疲労倦怠、病後・術後の衰弱、食欲不振、ねあせ、感冒に適すとされている。b ガンマ-オリザノールは肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として配合されている場合がある。c ヘスペリジンはアミノ酸成分の一種で、軟骨成分を形成及び修復する働きがあるとされており、関節痛、筋肉痛等の改善を促す作用を期待してビタミンB1等と組み合わせて配合されている場合がある。
- (1)a: 正 b: 正 c: 正
- (2)a: 誤 b: 正 c: 誤
- (3)a: 正 b: 誤 c: 正
- (4)a: 正 b: 誤 c: 誤
正答 (4)
正答は (4)。a 正、b 誤、c 誤 です。
【(a)正しい】
補中益気湯は、体力虚弱で、元気がなく、胃腸の働きが衰えて、疲れやすいものの虚弱体質、疲労倦怠、病後・術後の衰弱、食欲不振、ねあせ、感冒に適すとされます。まれに重篤な副作用として、間質性肺炎、肝機能障害を生じることが知られています。構成生薬としてカンゾウを含みます。
【(b)誤り ―― これは「グルクロノラクトン」の説明】
肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として配合されるのは、グルクロノラクトンです。ガンマ-オリザノールは、米油及び米胚芽油から見出された抗酸化作用を示す成分で、ビタミンE等と組み合わせて配合されている場合があります。
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【(c)誤り ―― これは「コンドロイチン硫酸」の説明】
軟骨組織の主成分で軟骨成分を形成及び修復する働きがあるとされ、関節痛、筋肉痛等の改善を促す作用を期待してビタミンB1等と組み合わせて配合されるのは、コンドロイチン硫酸(コンドロイチン硫酸ナトリウム)です。ヘスペリジンはアミノ酸成分ではなくビタミン様物質のひとつで、ビタミンCの吸収を助ける等の作用があるとされます。
【説明と成分の対応】
グルクロノラクトン …… 肝臓の働きを助け、肝血流を促進
ガンマ-オリザノール …… 米油・米胚芽油由来の抗酸化成分
ヘスペリジン …… ビタミン様物質。ビタミンCの吸収を助ける
コンドロイチン硫酸 …… 軟骨組織の主成分
出典:登録販売者試験 令和8年度(群馬県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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