以下のうち、ブロメラインを含有する一般用医薬品の添付文書の「相談すること」に「肝臓病の診断を受けた人」と記載される理由に…
医薬品の適正使用と安全対策 第46問
以下のうち、ブロメラインを含有する一般用医薬品の添付文書の「相談すること」に「肝臓病の診断を受けた人」と記載される理由について、正しいものを一つ選びなさい。
- (1)間質性肺炎の副作用が現れやすいため。
- (2)肝機能障害を悪化させるおそれがあるため。
- (3)便秘を引き起こすおそれがあるため。
- (4)代謝や排泄の低下によって、副作用が現れやすくなるため。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
【(4) 正しい ―― 代謝・排泄の低下で副作用が出やすい】
ブロメラインとセミアルカリプロティナーゼは、タンパク質分解酵素の抗炎症成分です。肝機能障害があると代謝や排泄が遅れて、出血性の副作用(血痰、鼻血など)が現れやすくなるため、「相談すること」に「肝臓病の診断を受けた人」と記載されます。なお、どちらもフィブリノゲンやフィブリンを分解するため、「出血傾向のある人」も「相談すること」の対象です。
【ほかの選択肢】
(1) 誤り。肝臓病の人で「間質性肺炎の副作用が現れやすいため」とされるのは、小柴胡湯です。
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(2) 誤り。「肝機能障害を悪化させるおそれがあるため」とされるのは、アスピリン、エテンザミド、イブプロフェン、アセトアミノフェン等の解熱鎮痛成分やサントニンです。
(3) 誤り。便秘を起こすおそれは、肝臓病の記載理由とは関係がありません。
【肝臓病の「相談すること」の理由の整理】
小柴胡湯:間質性肺炎が現れやすい。解熱鎮痛成分、サントニン:肝機能障害を悪化させるおそれ。ピペラジンリン酸塩:代謝が円滑に行われず、体内に蓄積して副作用が現れやすい。ブロメライン、セミアルカリプロティナーゼ:代謝・排泄の低下で副作用が現れやすい。ガジュツ末・真昆布末を含む製剤:肝機能障害を起こすことがある。
出典:登録販売者試験 令和元年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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