一般用医薬品の安全対策に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい…
医薬品の適正使用と安全対策 第59問
一般用医薬品の安全対策に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。解熱鎮痛成分として( ア )が配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な( イ )で、1959年から1965年までの間に計38名の死亡例が発生した。アンプル剤は他の剤形(錠剤、散剤等)に比べて吸収が速く、血中濃度が( ウ )に高値に達するため、通常用量でも副作用が生じやすいことが確認されたことから、1965年、厚生省(当時)より関係製薬企業に対し、アンプル入りかぜ薬製品の回収が要請された。
- (1)ア: アスピリン、スルピリン イ: 副作用(ショック) ウ: 急速
- (2)ア: アスピリン、スルピリン イ: 副作用(間質性肺炎) ウ: 緩徐
- (3)ア: アスピリン、塩酸フェニルプロパノールアミン イ: 副作用(間質性肺炎) ウ: 急速
- (4)ア: アミノピリン、塩酸フェニルプロパノールアミン イ: 副作用(ショック) ウ: 緩徐
- (5)ア: アミノピリン、スルピリン イ: 副作用(ショック) ウ: 急速
正答 (5)
正答は (5)。ア「アミノピリン、スルピリン」、イ「副作用(ショック)」、ウ「急速」が入ります。
【アンプル入りかぜ薬事件】
解熱鎮痛成分としてアミノピリン、スルピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用(ショック)で、1959年から1965年までの間に計38名の死亡例が発生しました。
アンプル剤は、錠剤や散剤等の他の剤形に比べて吸収が速く、血中濃度が急速に高値に達するため、通常用量でも副作用を生じやすいことが確認されました。そのため1965年、厚生省(当時)より関係製薬企業に対し、アンプル入りかぜ薬製品の回収が要請されました。
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【塩酸フェニルプロパノールアミンとは】
選択肢にある塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)は、鼻充血や結膜充血を除去する成分として配合されていたもので、2003年8月までに脳出血等の副作用症例が報告されたため、厚生労働省から関係製薬企業に対して、プソイドエフェドリン塩酸塩等への速やかな切替えが指示されました。アンプル入りかぜ薬事件とは別の事例です。
出典:登録販売者試験 令和4年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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