次の医薬品成分のうち、一般用医薬品の添付文書等において、妊娠期間の延長、胎児の動脈管の収縮・早期閉鎖、子宮収縮の抑制、分…

医薬品の適正使用と安全対策 第103問

次の医薬品成分のうち、一般用医薬品の添付文書等において、妊娠期間の延長、胎児の動脈管の収縮・早期閉鎖、子宮収縮の抑制、分娩時出血の増加のおそれがあるため、「次の人は服用しないこと」の項目中に、「出産予定日12週以内の妊婦」と記載することとされている成分はどれか。

正答 (3)
正答は (3)。アスピリンアルミニウムです。 【なぜアスピリンか ―― プロスタグランジンの働き】 アスピリンをはじめとする非ステロイド性の解熱鎮痛成分は、プロスタグランジンの産生を抑えることで効果を示します。ところが、プロスタグランジンは妊娠・分娩の場面で重要な役割を担っています。 妊娠期間の延長 …… 子宮収縮に関わるプロスタグランジンが減るため 胎児の動脈管の収縮・早期閉鎖 …… 動脈管を開いたままに保つのもプロスタグランジンの働きです 子宮収縮の抑制、分娩時出血の増加
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これらのおそれがあるため、「出産予定日12週以内の妊婦」は服用してはいけません。 同じ記載がある成分 …… アスピリン、アスピリンアルミニウム、イブプロフェンの3つです。 エテンザミド、イソプロピルアンチピリン、アセトアミノフェン等は「妊婦又は妊娠していると思われる人」の「相談すること」の対象です。 【他の選択肢について】 アミノ安息香酸エチル …… 局所麻酔成分。 メトヘモグロビン血症のおそれがあるため 6歳未満の小児には使用しません。 エチニルエストラジオール …… 女性ホルモン成分。 妊婦等では胎児の先天性異常の発生が報告されており、「妊婦又は妊娠していると思われる人」は服用できませんが、「出産予定日12週以内」という限定の記載ではありません。 ビタミンA …… 妊娠3か月以内の妊婦、妊娠を希望する人では過剰摂取により胎児に先天異常を起こすおそれがあります。 こちらは「妊娠3か月以内」という別の期間で覚えてください。 オキセサゼイン …… 妊娠中や小児における安全性が確立されていないため使用を避けます。 数字の整理 …… 出産予定日12週以内は解熱鎮痛成分、妊娠3か月以内はビタミンA。この2つは混同しやすいのでセットで確認してください。

出典:登録販売者試験 令和3年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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