次の一般用医薬品の漢方処方製剤のうち、その添付文書等において、「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」として「甲…

医薬品の適正使用と安全対策 第105問

次の一般用医薬品の漢方処方製剤のうち、その添付文書等において、「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」として「甲状腺機能障害」と記載することとされているものとして、正しいものの組合せはどれか。a 防風通聖散b 桂枝湯c 小青竜湯d 半夏厚朴湯

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)(c)の2つです。 【決め手は「マオウを含むかどうか」】 「甲状腺機能障害」の記載があるのは、マオウ(あるいはアドレナリン作動成分)を含む処方です。マオウの主成分であるエフェドリンは交感神経系を刺激するため、甲状腺機能亢進症の主症状である交感神経系の緊張状態をさらに悪化させるおそれがあります。 【(a)正しい ―― 防風通聖散】 マオウを含みます。体力充実して腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの高血圧や肥満に伴う動悸、肩こり、のぼせ等に適します。カンゾウ、マオウ、ダイオウのすべてを含む点が特徴です。
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【(c)正しい ―― 小青竜湯】 マオウを含みます。うすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出るものに用いられます。 【(b)(d)は該当しない】 桂枝湯 …… 体力虚弱で、汗が出るもののかぜの初期に適します。 マオウを含みません。カンゾウは含みます。 半夏厚朴湯 …… カンゾウもマオウも含まない処方です。 マオウを含む主な処方 …… 葛根湯、麻黄湯、小青竜湯、麻杏甘石湯、五虎湯、神秘湯、防風通聖散、五積散、薏苡仁湯、麻杏薏甘湯。 これらはいずれも、心臓病、高血圧、糖尿病、甲状腺機能障害の診断を受けた人で「相談すること」に該当します。 また、マオウは依存性があることにも注意してください。

出典:登録販売者試験 令和3年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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