次の表は、ある一般用医薬品の解熱鎮痛薬に含まれている成分の一覧である。この解熱鎮痛薬の添付文書等において、「使用上の注意…

医薬品の適正使用と安全対策 第110問

次の表は、ある一般用医薬品の解熱鎮痛薬に含まれている成分の一覧である。この解熱鎮痛薬の添付文書等において、「使用上の注意」の項目中に記載することとされている事項として、正しいものの組合せはどれか。2錠中イブプロフェン 150mgアリルイソプロピルアセチル尿素 60mg無水カフェイン 80mga 15歳未満の小児は使用しないこと。b 服用前後は飲酒しないこと。c てんかんの診断を受けた人は、服用前に専門家に相談すること。d 緑内障の診断を受けた人は、服用前に専門家に相談すること。

正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(a)(b)の2つです。 成分一覧の表から、この製品は15歳未満の小児が使用できない解熱鎮痛成分を含む解熱鎮痛薬であると読み取れます。判断の筋道を押さえておきましょう。 【(a)正しい ―― 15歳未満の小児は使用しない】 解熱鎮痛薬で15歳未満の小児が使用できないのは、次のような成分が配合されている場合です。 アスピリン、アスピリンアルミニウム、サザピリン、サリチル酸ナトリウム …… ライ症候群の発症との関連が示唆されているため イブプロフェン …… 一般用医薬品では小児向けの製品がないため
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プロメタジンを含む成分 …… 外国で乳児突然死症候群等の報告があるため 【(b)正しい ―― 服用前後は飲酒しない】 解熱鎮痛薬に共通する重要な注意です。 理由 …… アルコールが解熱鎮痛成分の吸収や代謝に影響を与え、肝機能障害等の副作用を起こしやすくするおそれがあります。 また、アセトアミノフェンではアルコールにより代謝物による肝障害が生じやすくなります。 【(c)が誤り ―― てんかんはジプロフィリン】 「てんかんの診断を受けた人」の記載があるのは、ジプロフィリン(キサンチン系成分)です。中枢神経系を興奮させる作用があり、てんかんの発作を引き起こすおそれがあるためです。鎮暈薬や鎮咳去痰薬に配合されます。 【(d)が誤り ―― 緑内障は抗コリン作用を持つ成分等】 「緑内障の診断を受けた人」の記載があるのは、抗コリン作用を持つ成分(ロートエキス、スコポラミン臭化水素酸塩水和物、ジフェンヒドラミン等の抗ヒスタミン成分、ピレンゼピン塩酸塩、ジフェニドール塩酸塩)や、パパベリン塩酸塩(眼圧を上昇させる作用がある)です。解熱鎮痛薬に一般的に記載される事項ではありません。

出典:登録販売者試験 令和4年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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