次の表は、ある一般用医薬品のアレルギー用薬に含まれている成分の一覧である。このアレルギー用薬の添付文書等において、使用上…

医薬品の適正使用と安全対策 第106問

次の表は、ある一般用医薬品のアレルギー用薬に含まれている成分の一覧である。このアレルギー用薬の添付文書等において、使用上の注意に記載することとされている事項として、正しいものの組合せはどれか。2錠中メキタジン 4mgリボフラビン 12mgピリドキシン塩酸塩 30mgニコチン酸アミド 60mga 服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと。b てんかんの診断を受けた人は、服用前に専門家に相談すること。c 緑内障の診断を受けた人は、服用前に専門家に相談すること。d 下痢の症状がある人は、服用前に専門家に相談すること。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)(c)の2つです。 この問題は成分一覧の表から注意事項を導く形式です。表のメキタジンは抗ヒスタミン成分で、抗コリン作用もあわせ持ちます。ここから注意事項を考えます。 【(a)正しい ―― 眠気と運転】 抗ヒスタミン成分には、ヒスタミンの働きを抑えることによる眠気の副作用があります。そのため「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」と記載されます。 同様の記載がある成分 …… ジフェンヒドラミン塩酸塩、クロルフェニラミンマレイン酸塩、メキタジン等の抗ヒスタミン成分、ブロモバレリル尿素等の鎮静成分、コデイン類、スコポラミン臭化水素酸塩水和物等の抗コリン成分、ピレンゼピン塩酸塩など。
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【(c)正しい ―― 緑内障と抗コリン作用】 抗ヒスタミン成分は抗コリン作用もあわせ持つため、眼圧が上昇し、緑内障を悪化させるおそれがあります。「緑内障の診断を受けた人は服用前に相談すること」と記載されます。同じ理由で、前立腺肥大等による排尿困難のある人も相談が必要です。 【(b)は該当しない ―― てんかんはジプロフィリン】 「てんかんの診断を受けた人」の記載があるのは、ジプロフィリン(キサンチン系成分)です。中枢神経系を興奮させる作用があり、てんかんの発作を引き起こすおそれがあるためです。主に鎮暈薬(乗物酔い防止薬)や鎮咳去痰薬に配合されます。 【(d)は該当しない ―― 下痢は別の成分】 「下痢の症状がある人」への注意は、瀉下成分や、腸内殺菌成分などに関わるもので、アレルギー用薬に一般的に記載されるものではありません。抗ヒスタミン成分で問題になるのは、むしろ便秘の方です。

出典:登録販売者試験 令和3年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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