次の医薬品成分と、一般用医薬品の添付文書等において、「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」として記載することと…
医薬品の適正使用と安全対策 第111問
次の医薬品成分と、一般用医薬品の添付文書等において、「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」として記載することとされている基礎疾患の組合せの正誤について、正しい組合せはどれか。医薬品成分 基礎疾患a ジプロフィリン ―――――――――― 腎臓病b アセトアミノフェン ―――――――― 胃・十二指腸潰瘍c スコポラミン臭化水素酸塩水和物 ―― 心臓病d ジフェニドール塩酸塩 ――――――― 緑内障
- (1)a: 正 b: 正 c: 正 d: 正
- (2)a: 正 b: 誤 c: 誤 d: 誤
- (3)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 誤
- (4)a: 誤 b: 正 c: 正 d: 正
- (5)a: 誤 b: 誤 c: 正 d: 誤
正答 (4)
正答は (4)。正しいのは(b)(c)(d)です。
【(a)が誤り ―― ジプロフィリンは「てんかん」等】
ジプロフィリンはキサンチン系成分で、中枢神経系を興奮させる作用があります。そのため「相談すること」に記載される基礎疾患はてんかん、甲状腺機能障害、心臓病です。腎臓病ではありません。
腎臓病の記載がある主なもの ……
アルミニウムを含む制酸成分、酸化マグネシウム等のマグネシウムを含む成分、硫酸ナトリウム、グリチルリチン酸二カリウム(1日摂取量がグリチルリチン酸として40ミリグラム以上の製品)、スクラルファート、ピペラジンを含む成分など。
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【(b)正しい ―― アセトアミノフェンと胃・十二指腸潰瘍】
解熱鎮痛成分は、プロスタグランジンの産生抑制によって胃粘膜の防御機構を弱め、胃・十二指腸潰瘍を悪化させるおそれがあります。アセトアミノフェンは比較的胃腸障害が少ない成分ですが、胃・十二指腸潰瘍の診断を受けた人は相談が必要です。肝臓病、腎臓病、心臓病の記載もあります。
【(c)正しい ―― スコポラミンと心臓病】
スコポラミン臭化水素酸塩水和物は抗コリン成分で、心臓に負担をかけるおそれがあるため、心臓病の診断を受けた人は相談が必要です。緑内障、排尿困難のある人にも注意が必要です。
【(d)正しい ―― ジフェニドールと緑内障】
ジフェニドール塩酸塩は抗めまい成分ですが、抗コリン作用があり眼圧を上昇させるおそれがあるため、緑内障の診断を受けた人は相談が必要です。排尿困難の症状がある人も相談が必要です。
出典:登録販売者試験 令和3年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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