胃腸鎮痛鎮痙薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第76問

胃腸鎮痛鎮痙薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a ブチルスコポラミン臭化物は、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)を生じることが知られている。b オキセサゼインは、妊娠中や小児における安全性が確立されていないため、妊婦又は妊娠していると思われる女性、15歳未満の小児では、使用を避けることとされている。c 消化管の粘膜及び平滑筋に対する麻酔作用による鎮痛鎮痙の効果を期待して、チキジウム臭化物のような局所麻酔成分が配合されている場合がある。

正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(a)(b)です。 【(a)正しい ―― ブチルスコポラミン臭化物】 抗コリン成分で、副交感神経の伝達物質であるアセチルコリンの働きを抑え、胃痛、腹痛、さしこみ(疝痛、癪)を鎮めます。まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)を生じることが知られています。 抗コリン成分に共通する注意 …… 散瞳による目のかすみや異常なまぶしさ、顔のほてり、頭痛、眠気、口渇、便秘、排尿困難。 緑内障の診断を受けた人、前立腺肥大による排尿困難のある人は相談が必要です。
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服用後は乗物又は機械類の運転操作を避けてください。 【(b)正しい ―― オキセサゼイン】 妊娠中や小児における安全性が確立されていないため、妊婦又は妊娠していると思われる女性、15歳未満の小児では使用を避けます。 オキセサゼインの特徴 …… 局所麻酔作用に加えて胃液分泌を抑える作用もあるとされ、胃腸鎮痛鎮痙薬と制酸薬の両方の目的で使われる数少ない成分です。 【(c)が誤り ―― チキジウムは抗コリン成分】 チキジウム臭化物は抗コリン成分であって、局所麻酔成分ではありません。局所麻酔成分として配合されるのは、アミノ安息香酸エチルやオキセサゼインです。 アミノ安息香酸エチルの注意 …… メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、6歳未満の小児への使用は避けることとされています。

出典:登録販売者試験 令和3年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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