外皮用薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第89問

外皮用薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a イブプロフェンピコノールは、吹き出物に伴う皮膚の発赤や腫れを抑えるほか、吹き出物(面皰)の拡張を抑える作用があるとされる。b ケトプロフェンが配合された外皮用薬を使用している間及び使用後も当分の間は、天候にかかわらず、戸外活動を避けるとともに、日常の外出時も塗布部を衣服、サポーター等で覆い、紫外線に当たるのを避ける必要がある。c ステロイド性抗炎症成分をコルチゾンに換算して1g又は1mL中に0.025mgを超えて含有する外皮用薬では、特に長期連用を避ける必要がある。d 主なステロイド性抗炎症成分としては、デキサメタゾン、プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル、ピロキシカム等がある。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)(b)(c)です。 【(a)正しい ―― イブプロフェンピコノール】 吹き出物に伴う皮膚の発赤や腫れを抑えるほか、吹き出物(面皰)の拡張を抑える作用があるとされ、にきび治療薬に用いられます。イブプロフェンの誘導体ですが、鎮痛作用はほとんど期待できない点に注意してください。 【(b)正しい ―― ケトプロフェンと光線過敏症】 ケトプロフェンが配合された外皮用薬では、光線過敏症が現れることがあります。使用中及び使用後も当分の間は、天候にかかわらず戸外活動を避け、日常の外出時も塗布部を衣服やサポーター等で覆い、紫外線に当たるのを避ける必要があります。
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重要な注意 …… 塗布部を紫外線から守る際、白い生地や薄手の服は紫外線を透過するおそれがあるため適しません。 また、チアプロフェン酸、スプロフェン、フェノフィブラート、オキシベンゾン、オクトクリレンでアレルギー症状を起こしたことがある人は、交差過敏症のおそれがあるためケトプロフェンを使用できません。 【(c)正しい ―― 長期連用を避ける目安】 ステロイド性抗炎症成分をコルチゾンに換算して1グラム又は1ミリリットル中に0.025ミリグラムを超えて含有する外皮用薬では、特に長期連用を避ける必要があります。 ステロイドの注意 …… 外用の場合は末梢組織における炎症を抑えることが目的なので、広範囲に使用すると副腎皮質の機能低下を生じるおそれがあります。 また、細菌、真菌、ウイルスによる皮膚感染や持続的な刺激感の副作用が現れることがあるため、感染を伴う患部には使用しません。 【(d)が誤り ―― ピロキシカムはステロイドではない】 ピロキシカムは非ステロイド性抗炎症成分です。デキサメタゾンとプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルはステロイド性抗炎症成分ですが、ピロキシカムが混じっているため誤りです。なお、ピロキシカムも光線過敏症の副作用に注意が必要です。

出典:登録販売者試験 令和3年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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