次の医薬品成分のうち、一般用医薬品の添付文書等において、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に、「15歳未満の小児…

医薬品の適正使用と安全対策 第104問

次の医薬品成分のうち、一般用医薬品の添付文書等において、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に、「15歳未満の小児」と記載することとされている成分として、正しいものの組合せはどれか。a アセトアミノフェンb チペピジンヒベンズ酸塩c サザピリンd プロメタジンメチレンジサリチル酸塩

正答 (5)
正答は (5)。該当するのは(c)(d)の2つです。 【「15歳未満の小児」が使用禁止となる主な成分】 理由ごとに整理すると覚えやすくなります。 ライ症候群の発症との関連が示唆されているため …… アスピリン、アスピリンアルミニウム、サザピリン、プロメタジンメチレンジサリチル酸塩、サリチル酸ナトリウム 外国で乳児突然死症候群等の報告があるため …… プロメタジン塩酸塩等のプロメタジンを含む成分 一般用医薬品では小児向けの製品はないため …… イブプロフェン、オキセサゼイン
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外国で乳幼児が過量摂取した場合に麻痺性イレウス等を起こしたとの報告があるため …… ロペラミド塩酸塩 小児では神経過敏、興奮を起こすおそれが大きいため …… 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬(睡眠改善薬) なお、エテンザミド、サリチルアミドは「相談すること」の項目で、水痘又はインフルエンザにかかっている、又はその疑いのある15歳未満の小児が対象です。 【(c)正しい ―― サザピリン】 サリチル酸系の解熱鎮痛成分で、ライ症候群の発症との関連が示唆されているため、15歳未満の小児には使用しません。 【(d)正しい ―― プロメタジンメチレンジサリチル酸塩】 別表では、外国においてライ症候群の発症との関連性が示唆されているため、とされています。なお、プロメタジンを含む成分には、外国において乳児突然死症候群、乳児睡眠時無呼吸発作のような致命的な呼吸抑制が現れたとの報告もあります。 【(a)が誤り ―― アセトアミノフェン】 小児用の製品もあり、15歳未満の小児が使用できない成分ではありません。小児の解熱に用いる坐薬もあります。 【(b)が誤り ―― チペピジンヒベンズ酸塩】 非麻薬性の鎮咳成分で、小児用の鎮咳去痰薬にも配合されています。 ライ症候群とは …… 主として小児が水痘やインフルエンザ等のウイルス性疾患に罹っているときに、激しい嘔吐や意識障害、痙攣等の急性脳症の症状を引き起こす病気です。 致命率が高く、生存しても脳に障害を残すおそれがあります。

出典:登録販売者試験 令和4年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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