次の基礎疾患等のうち、グリセリンが配合された浣腸薬の添付文書等において、「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」…

医薬品の適正使用と安全対策 第112問

次の基礎疾患等のうち、グリセリンが配合された浣腸薬の添付文書等において、「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」として記載することとされているものの正誤について、正しい組合せはどれか。a 貧血b 心臓病c 腎臓病d 糖尿病

正答 (4)
正答は (4)。該当するのは(b)心臓病だけです。 【グリセリン浣腸薬と心臓病】 グリセリンが配合された浣腸薬では、「相談すること」の「次の診断を受けた人」として心臓病が記載されています。 理由 …… 排便直後に急激な血圧低下等が現れることがあり、心臓病を悪化させるおそれがあるためです。 排便時のいきみや、直腸の急激な動きが血圧に影響します。 あわせて覚える注意 …… グリセリンが配合された浣腸薬は、痔出血の症状がある人も相談が必要です。 肛門や直腸の粘膜に損傷があり出血しているときに使用すると、グリセリンが傷口から血管内に入って赤血球の破壊(溶血)や、腎不全を起こすおそれがあるためです。
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また、妊婦又は妊娠していると思われる女性は、腸の急激な動きに刺激されて流産・早産を誘発するおそれがあるため 「相談すること」に記載されています。 【他の選択肢について】 貧血 …… ピペラジンを含む成分(駆虫薬)で記載されます。 腎臓病 …… アルミニウムやマグネシウムを含む制酸成分、スクラルファート、グリチルリチン酸二カリウム(1日摂取量がグリチルリチン酸として40ミリグラム以上の製品)、ピペラジンを含む成分などで記載されます。 糖尿病 …… アドレナリン作動成分 (メチルエフェドリン塩酸塩、トリメトキノール塩酸塩水和物、フェニレフリン塩酸塩、メトキシフェナミン塩酸塩等)やマオウで記載されます。 プソイドエフェドリン塩酸塩は、糖尿病の診断を受けた人は「してはいけないこと」とされています。 肝臓でグリコーゲンが分解されて血糖値が上昇するおそれがあるためです。

出典:登録販売者試験 令和4年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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