眼科用薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第85問

眼科用薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。a コンドロイチン硫酸ナトリウムは、炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促す作用を期待して配合されている。b スルファメトキサゾールは、ウイルスや真菌の感染による結膜炎やものもらい(麦粒腫)、眼瞼炎などの化膿性の症状の改善を目的として用いられる。c ナファゾリン塩酸塩は、結膜を通っている血管を収縮させて目の充血を除去することを目的として配合されている。d アスパラギン酸カリウムは、新陳代謝を促し、目の疲れを改善する効果を期待して配合されている。

正答 (5)
正答は (5)。正しいのは(c)(d)の2つです。 【(a)が誤り ―― コンドロイチン硫酸ナトリウムは乾燥を防ぐ】 コンドロイチン硫酸ナトリウムは、結膜や角膜の乾燥を防ぐことを目的として用いられます。炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促すのは、アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)、アラントインです。 【(b)が誤り ―― サルファ剤はウイルス・真菌に無効】 スルファメトキサゾールなどのサルファ剤は、細菌による結膜炎やものもらい、眼瞼炎などの化膿性の症状の改善を目的として用いられます。すべての細菌に対して効果があるわけではなく、ウイルスや真菌の感染には効果がありません。設問は「ウイルスや真菌の感染による」としており誤りです。
解説の続きをみる続きを閉じる
助言 …… 3から4日使用しても症状の改善がみられない場合は、眼科専門医の診療を受けることを勧めてください。 【(c)正しい ―― ナファゾリン塩酸塩】 結膜を通っている血管を収縮させて目の充血を除去することを目的として配合されるアドレナリン作動成分です。 注意 …… 連用又は頻回に使用すると異常なまぶしさを感じたり、かえって充血を招いたりすることがあります。 また、緑内障と診断された人では眼圧の上昇をまねき、緑内障を悪化させるおそれがあるため、使用前に相談が必要です。 【(d)正しい ―― アスパラギン酸カリウム】 新陳代謝を促し、目の疲れを改善する効果を期待して配合されます。 その他の目の疲れに用いる成分 …… ビタミンA(視細胞が光を感受する反応に不可欠)、ビタミンB2(角膜炎に対する効果)、ビタミンB6(目の疲れ、眼病予防)、ビタミンB12(目の調節機能を助ける)、ビタミンE(末梢の微小循環を促進)、パンテノール、パントテン酸カルシウム(調節機能の回復)、ネオスチグミンメチル硫酸塩(コリンエステラーゼの働きを抑え、毛様体におけるアセチルコリンの働きを助けてピント調節機能を改善する)。

出典:登録販売者試験 令和4年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。解説は神奈川県の見解ではありません。内容について、神奈川県へのお問い合わせはできません。

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「主な医薬品とその作用」のほかの問題

  1. 令和6年度 第65問眠気を促す薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  2. 令和6年度 第91問外皮用薬に配合される抗真菌成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  3. 令和7年度 第77問強心薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  4. 令和3年度 第63問かぜ(感冒)の症状の緩和に用いられる漢方処方製剤に関する次の記述のうち、正しいものの組合
  5. 令和3年度 第89問外皮用薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  6. 令和5年度 第75問胃腸鎮痛鎮痙薬の配合成分等に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク