妊娠検査薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第100問

妊娠検査薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 尿中のエストラジオールの有無を調べるものである。b 妊娠の早期判定の補助として使用するものであり、その結果をもって直ちに妊娠しているか否かを断定することはできない。c 高濃度のタンパク尿や糖尿の場合、偽陽性を示すことがある。d 一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨されている。

正答 (5)
正答は (5)。(a)だけが誤りです。 【(a)が誤り ―― 調べるのはhCG】 妊娠検査薬は、尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の有無を調べるものです。 エストラジオールではありません。 hCGとは …… 妊娠が成立すると、胎児(受精卵)を取り巻く 絨毛細胞から 分泌され始めます。 検出感度 …… 実際に妊娠が成立してから 4週目前後の尿中hCG濃度を検出感度としています。 【(b)正しい ―― 断定はできない】 妊娠の早期判定の補助として使用するものであり、その結果をもって直ちに妊娠しているか否かを断定することはできません。
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だから …… 検査結果が陽性であれば速やかに医師の診断を受けます。 陰性でも …… 月経の遅れが著しい場合には、妊娠のほかに続発性無月経等の病気が原因である 可能性もあるため、医師の診療を受けることを勧めます。 【(c)正しい ―― 偽陽性】 高濃度のタンパク尿や糖尿の場合、偽陽性を示すことがあります。 そのほか影響するもの …… 絨毛細胞が腫瘍化している場合 (絨毛癌等)。 ホルモン剤を使用している人 (妊娠していなくても陽性になることがある)。 閉経期の人でもhCGが分泌されることがあります。 検体の採り方 …… 早朝尿が適していますが、尿が濃すぎるとかえって正確な結果が得られないこともあります。 そのほか …… 検査薬の反応時間、検査操作を行う場所の室温が極端に高いか低い場合にも、正確な結果が得られないことがあります。 【(d)正しい ―― 概ね1週目以降】 一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨されています。 なぜか …… hCGの濃度が検出感度に達するまでに時間がかかるためです。 早すぎると偽陰性になります。

出典:登録販売者試験 令和7年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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