次の成分(その水和物及びそれらの塩類を含む。)のうち、濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品(平成2…

薬事に関する法規と制度 第97問

次の成分(その水和物及びそれらの塩類を含む。)のうち、濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品(平成26年厚生労働省告示第252号)の有効成分として誤っているものはどれか。

正答 (3)
正答は (3)。メタンフェタミンは、濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品の有効成分に含まれていません。 【指定されている成分】 濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品の有効成分は、次のとおりです(その水和物およびそれらの塩類を含みます)。 エフェドリン コデイン ジヒドロコデイン ブロモバレリル尿素 プソイドエフェドリン メチルエフェドリン この6つを覚えてしまうのが確実です。選択肢のうち、コデイン、プソイドエフェドリン、エフェドリン、ブロモバレリル尿素はいずれも含まれていますので、残るメタンフェタミンが答えになります。
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※令和8年4月一部改訂の手引きでは「指定濫用防止医薬品」に改められ、指定成分はジフェンヒドラミン、デキストロメトルファンを加えた8つ(いずれも外用剤を除く)になっています。 【なぜメタンフェタミンは入らないのか】 メタンフェタミンは覚醒剤であり、覚醒剤取締法によって厳しく規制されている物質です。一般用医薬品の有効成分として用いられることはありませんので、そもそも「濫用等のおそれのある医薬品」として医薬品の枠内で指定する対象にはなりません。 規制する法律が別である、という点で区別してください。 【覚え方】 6つの成分は、次のように性質で分けて覚えると整理しやすくなります。 咳を鎮める成分 …… コデイン、ジヒドロコデイン。麻薬性鎮咳成分で依存性がある 交感神経を刺激する成分 …… エフェドリン、メチルエフェドリン、プソイドエフェドリン 鎮静成分 …… ブロモバレリル尿素。依存性がある なお、プソイドエフェドリンとメチルエフェドリンは覚醒剤原料にも該当します。ここも関連づけて覚えておくと役に立ちます。 【販売時の対応】 これらの医薬品を販売する際には、薬剤師または登録販売者が、次の事項を確認しなければならないとされています。 若年者の場合は、購入者等の氏名及び年齢 他の薬局開設者等からの当該医薬品及び関連製品の購入等の状況 適正な使用のために必要と認められる数量を超えて購入しようとする場合は、その理由 その他、適正な使用を目的とする購入等であることを確認するために必要な事項 そのうえで、適正な使用を目的とする購入等であることを確認した上で販売しなければならないとされています。原則として1人1包装単位とし、複数購入や頻回購入の申し出には慎重に対応してください。

出典:登録販売者試験 令和5年度(愛知県 公表問題)出典元ページ

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