システインに関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、同じ記号の( )内に…

主な医薬品とその作用 第54問

システインに関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、同じ記号の( )内には、同じ字句が入る。システインは、髪や爪、肌などに存在する( a )の一種で、皮膚における( b )の生成を抑えるとともに、皮膚の新陳代謝を活発にして( b )の排出を促す働き、また、( c )においてアルコールを分解する酵素の働きを助け、アセトアルデヒドの代謝を促す働きがあるとされる。

正答 (3)
正答は (3)。a はアミノ酸、b はメラニン、c は肝臓です。 【(a)アミノ酸 ―― システインはアミノ酸】 システインは、髪や爪、肌などに存在するアミノ酸の一種です。ビタミンではありません。 名前の語尾が「〜イン」であることや、タンパク質の材料であることから、アミノ酸だと判断できます。髪や爪はケラチンというタンパク質でできており、システインはその構成要素です。 【(b)メラニン ―― シミの原因となる色素】 システインは、皮膚におけるメラニンの生成を抑えるとともに、皮膚の新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促す働きがあるとされます。
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メラニンは、皮膚の色を決める色素で、シミやそばかすの原因となるものです。紫外線を浴びると生成が増えます。 ケラチンは、髪や爪、皮膚の角質層を構成するタンパク質であり、色素ではありません。排出を促すという文脈に合いませんので、ここからも判断できます。 メラニン …… 色素。シミ、そばかすの原因 ケラチン …… タンパク質。髪、爪、角質層の材料 システインの効能効果としては、しみ、そばかす、日やけ等の色素沈着症、全身倦怠、二日酔い、にきび、湿疹、蕁麻疹、かぶれによる痒みの緩和が挙げられます。 なお、ビタミンC(アスコルビン酸等)にも、メラニンの産生を抑える働きがあります。システインとビタミンCは、目的が重なるため組み合わせて配合されることがあります。 【(c)肝臓 ―― アルコールを分解する場所】 システインは、肝臓においてアルコールを分解する酵素の働きを助け、アセトアルデヒドの代謝を促す働きがあるとされます。 アルコールの代謝は肝臓で行われます。腎臓ではありません。 肝臓でのアルコールの代謝は、次の順に進みます。 アルコール(エタノール) アセトアルデヒド …… 二日酔いの原因となる物質 酢酸 システインは、このうちアセトアルデヒドの代謝を促すことで、二日酔いの症状(全身倦怠感、悪心・嘔吐)を改善します。 【アミノ酸成分のまとめ】 滋養強壮保健薬に配合される主なアミノ酸成分を整理しておきましょう。 システイン …… メラニンの生成抑制・排出促進、アセトアルデヒドの代謝を促す アミノエチルスルホン酸(タウリン) …… 筋肉や脳、心臓、目、神経等、体のあらゆる部分に存在し、肝臓機能を改善する働き アスパラギン酸ナトリウム …… 乳酸の分解を促す等の働きを期待して用いられる

出典:登録販売者試験 令和6年度(愛知県 公表問題)出典元ページ

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