第1欄の記述は、皮膚に関するものである。第1欄の記述に該当する組織として正しいものは第2欄のどれか。…

人体の働きと医薬品 第68問

第1欄の記述は、皮膚に関するものである。第1欄の記述に該当する組織として正しいものは第2欄のどれか。第1欄線維芽細胞とその細胞で産生された線維性のタンパク質(コラーゲン、フィブリリン、エラスチン等)からなる結合組織の層で、皮膚の弾力と強さを与えている。

正答 (2)
正答は (2)。真皮です。 第1欄の記述には、決め手となる手がかりが2つ含まれています。 線維芽細胞とその細胞で産生された線維性のタンパク質(コラーゲン、フィブリリン、エラスチン等)からなる結合組織の層 皮膚の弾力と強さを与えている コラーゲンやエラスチンという言葉が出てきたら、真皮と判断できます。 【皮膚の構造】 皮膚は、外側から順に表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっています。それぞれの特徴を押さえましょう。 表皮 …… 最も外側。角質層を最外層にもつ。角質層はケラチンでできた板状の角質細胞と、セラミドを主成分とする細胞間脂質で構成される。メラニンを産生するメラニン色素細胞(メラノサイト)が存在する
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真皮 …… 線維芽細胞と、コラーゲン、フィブリリン、エラスチン等の線維性タンパク質からなる結合組織の層。皮膚の弾力と強さを与える。毛細血管や知覚神経の末端が通っている 皮下組織 …… 脂肪細胞が多く集まって皮下脂肪層となっている。外気の熱や寒さから体を守り、衝撃から体を保護するとともに、脂質としてエネルギー源を蓄える 【他の選択肢について】 表皮は、真皮の外側にある層で、角質層を最外層にもちます。角質層は、皮膚のバリア機能を担う部分です。 皮下組織と皮下脂肪層は、いずれも真皮の内側にあります。皮下組織には脂肪細胞が多く集まっており、これが皮下脂肪層を形成しています。 角質層は表皮の最外層であり、結合組織の層ではありません。 【皮膚に関連して押さえること】 皮膚の機能は4つにまとめられます。 身体の維持と保護 …… 体表面を包み、体の形を維持し、保護する。細菌等の異物の体内への侵入を防ぐ 体水分の保持 …… 体の水分が体外に蒸発しないよう、また、雨水などが体内に浸透しないようにする 熱交換 …… 外界と体内の熱のやり取りをする 外界情報の感知 …… 触覚、圧覚、痛覚、温度感覚 また、皮膚の色については、次の点が問われます。 メラニン色素 …… 表皮の最下層にあるメラニン色素産生細胞(メラノサイト)で産生される。太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある 日焼け …… メラニン色素の防護能力を超える紫外線に曝されると、皮膚組織が損傷を受ける 汗腺についても、2種類の区別が問われます。 アポクリン腺(体臭腺) …… 腋窩(わきのした)など、限られた皮膚に分布する エクリン腺 …… 手のひらなど毛根がないところも含め、全身に分布する 汗腺を支配する交感神経線維の末端では、例外的にアセチルコリンが放出されるという点も、第2章の頻出事項です。

出典:登録販売者試験 令和6年度(愛知県 公表問題)出典元ページ

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