医薬品の副作用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。…
人体の働きと医薬品 第79問
医薬品の副作用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)医薬品の副作用が原因の無菌性髄膜炎は、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ等の基礎疾患がある人で発症リスクが高い。
- (2)イレウス様症状は、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されて、粘膜組織の一部が粘膜筋板を超えて欠損する状態であり、医薬品の副作用により生じることも多い。
- (3)間質性肺炎は、一般的に、医薬品の使用開始から1~2週間程度で起きることが多い。かぜや気管支炎の症状と区別が難しいこともあり、細心の注意を払ってそれらとの鑑別が行われている。
- (4)喘息では、原因となる医薬品の使用後、短時間(1時間以内)のうちに鼻水・鼻づまりが現れ、続いて咳、喘鳴(息をするとき喉がゼーゼー又はヒューヒュー鳴る)及び呼吸困難を生じる。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
「胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されて、粘膜組織の一部が粘膜筋板を超えて欠損する状態」は、消化性潰瘍の説明です。イレウス様症状(腸閉塞様症状)は、腸管自体は閉塞していなくても、医薬品の作用によって腸管運動が麻痺して腸内容物の通過が妨げられ、激しい腹痛やガス排出(おなら)の停止、嘔吐、腹部膨満感を伴う著しい便秘が現れる状態です。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。医薬品の副作用が原因の無菌性髄膜炎は、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ等の基礎疾患がある人で発症リスクが高いとされます。
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(3) 正しい。間質性肺炎は、一般的に、医薬品の使用開始から1〜2週間程度で起きることが多いとされます。息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳、発熱等の症状を呈し、かぜや気管支炎の症状と区別が難しいこともあります。
(4) 正しい。喘息では、原因となる医薬品(アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症成分を含む解熱鎮痛薬など)の使用後、短時間(1時間以内)のうちに鼻水・鼻づまりが現れ、続いて咳、喘鳴及び呼吸困難を生じます。内服薬のほか、坐薬や外用薬でも誘発されることがあります。
出典:登録販売者試験 令和7年度(愛知県 公表問題)出典元ページ
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最終更新日
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