エックス線作業主任者に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、正しいものはどれか。…

関係法令 第16問

エックス線作業主任者に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、正しいものはどれか。

正答 (5)
正答は (5)。エックス線作業主任者を選任すべき作業を同一の場所で行う場合において、作業主任者を2人以上選任したときは、それぞれの職務の分担を定めなければなりません。 【職務の分担を定めるわけ】 二人いて、どちらも「相手がやると思った」では困る 責任の所在をはっきりさせるためです。標識や照射筒の措置は誰が、照射前の立入りの確認は誰が、と決めておきます。 【ほかの選択肢】 (1) 特定エックス線装置以外の工業用エックス線装置でも、   エックス線作業主任者の選任は必要 (2) 診療放射線技師や原子炉主任技術者等であっても、エックス線
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  作業主任者免許が必要 (3) 作業環境測定は、作業主任者の職務ではない (4) 放射線測定器の校正も、作業主任者の職務ではない 【(1)が誤りなわけ】 特定エックス線装置は、照射筒・ろ過板などの規定のための区分 特定エックス線装置は、電離則第10条で定める区分で、波高値による定格管電圧が10kV以上のエックス線装置(構造規格の対象となる装置。施行令第13条第3項第22号)をいいます。照射筒・しぼり・ろ過板や、間接撮影・透視のときの措置の規定に使われます。 一方、エックス線作業主任者の選任は、施行令第6条第5号の作業(医療用と、定格管電圧1,000kV以上の装置を除くエックス線装置を使う作業)が基準です。特定エックス線装置かどうかは関係しません。 別の規定の区分を、選任の基準に持ち込んだ誤りです。 【エックス線作業主任者の職務(電離則第47条)】 ・管理区域・立入禁止区域の標識が規定どおり設けられるように  措置する ・照射筒・しぼり・ろ過板が適切に使用されるように措置する ・間接撮影・透視・透過写真撮影のときの措置(第12条・第13条・  第18条の2)を講ずる ・線量ができるだけ少なくなるように照射条件等を調整する ・警報装置等(第17条第1項)の措置を点検し、異常があれば直ちに  必要な措置を講ずる ・照射開始前・照射中、立入禁止の場所に労働者が立ち入って  いないことを確認する ・放射線測定器が規定どおり装着されているかを点検する ・作業の方法を決定し、放射線業務従事者を指揮する → いずれも「その現場で、その作業について行うこと」 【(3)(4)が職務でないわけ】 作業環境測定  一定の周期で、決められた方法により行う 測定器の校正  専門の設備で、基準線源を用いて行う どちらも現場の指揮とは別の仕事です。測定器について作業主任者が行うのは、放射線測定器が規定どおり装着されているかの点検であって、校正ではありません。 装着の点検は身に着け方を確かめること、校正は器械の目盛りを合わせること。別の作業です。 【(2)が誤りなわけ】 免許は、それぞれの業務に対応している 診療放射線技師免許は医療の資格、放射線取扱主任者免状は放射性同位元素等規制法の資格です。似た分野の資格があっても、代わりにはなりません。

出典:エックス線作業主任者 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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