表は、ジアゼパム注射剤の組成と性状を示す。…
薬学理論問題(薬剤) 第181問
表は、ジアゼパム注射剤の組成と性状を示す。本剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)ベンジルアルコールは、浸透圧を調整するために添加されている。
- (2)本剤は、最終滅菌法で滅菌できる。
- (3)本剤は、日本薬局方のアルコール数測定法の適用を受ける。
- (4)プロピレングリコールと無水エタノールは、コソルベントとして添加されている。
- (5)本剤は、著しく高張であるため、生理食塩液で希釈して使用する必要がある。
正答 (2)(4)
正答は (2)と(4)。本剤は最終滅菌法で滅菌でき、水に溶けにくいジアゼパムを溶かすためにプロピレングリコールとエタノールを溶媒として加えています。
ジアゼパムは水にほとんど溶けないので、水と混ざる有機溶媒(コソルベント)を加えて溶かしています。浸透圧比が約30と高いのはこれらの溶媒のためです。
【ほかの選択肢】
(1) ベンジルアルコールは保存剤や無痛化剤として使う添加剤。浸透圧を調整するためのものではない 誤り
(3) アルコール数測定法は、チンキ剤などのエタノールを含む製剤のエタノール量を測る試験法で、本剤のような注射剤には適用しない 誤り
(5) 水性の液で薄めるとジアゼパムが析出するので、ほかの注射液と混合・希釈しないで使う 誤り
出典:第106回 薬剤師国家試験 問181(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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