細胞内情報伝達系に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学理論問題(薬理) 第151問
細胞内情報伝達系に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)ヒスタミンH₁ 受容体が刺激されると、Gs タンパク質を介してアデニル酸シクラーゼが活性化される。
- (2)インスリン受容体が刺激されると、インスリン受容体β サブユニットの自己リン酸化が起こる。
- (3)インターフェロンα(IFN︲α)受容体が刺激されると、JAK(ヤヌスキナーゼ)のチロシンキナーゼが活性化される。
- (4)オピオイドμ 受容体が刺激されると、Gq タンパク質を介してホスホリパーゼC が活性化される。
- (5)心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)受容体が刺激されると、可溶性グアニル酸シクラーゼが活性化される。
正答 (2)(3)
正答は (2)と(3)。インスリン受容体は刺激で β サブユニットが自己リン酸化し、IFN-α 受容体は JAK のチロシンキナーゼを活性化します。
インスリン受容体は、受容体自体がチロシンキナーゼ(βサブユニット)をもつ型です。IFN-α 受容体はキナーゼをもたず、受容体に結合した JAK が活性化されて STAT をリン酸化します。
【ほかの選択肢】
(1) ヒスタミン H₁ 受容体は Gq タンパク質を介してホスホリパーゼ C を活性化する 誤り
(4) オピオイド μ 受容体は Gi/o タンパク質を介してアデニル酸シクラーゼを抑制する 誤り
(5) ANP 受容体は膜結合型のグアニル酸シクラーゼ。可溶性グアニル酸シクラーゼを活性化するのは一酸化窒素(NO) 誤り
出典:第107回 薬剤師国家試験 問151(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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