48 歳女性。月経あり。乳がん(ER 及びPgR 陽性、HER2 陰性)と診断され左乳房部分切除及び腋窩リンパ節郭清術を…

薬学実践問題(実務) 第262問

48 歳女性。月経あり。乳がん(ER 及びPgR 陽性、HER2 陰性)と診断され左乳房部分切除及び腋窩リンパ節郭清術を受けた。術後化学療法として、シクロホスファミド600 mg/m²、エピルビシン100 mg/m² を3 週毎に4 サイクルを終了し、パクリタキセル80 mg/m² を3 週投与、1 週休薬の4 サイクルを開始している。卵巣機能は回復しており、術後化学療法終了後にタモキシフェンによる治療を検討中であるが、本患者においてはタモキシフェンと他剤との併用療法も選択可能である。担当薬剤師は3 次資料を用いて、タモキシフェン単独療法と他剤との併用療法の有用性を調査することにした。この場合用いる資料として優先順位が高いのはどれか。2つ選べ。ただし、これらの資料は調査時の最新版を用いることとする。

正答 (2)(3)
正答は (2)と(3)。治療法の有用性を比べるには、根拠をまとめた診療ガイドラインと、根拠に基づいて随時更新される UpToDate が適します。 3次資料は、論文などの1次資料をまとめ、評価した資料です。乳がんの術後内分泌療法として、タモキシフェン単独と他剤との併用のどちらがよいかは、診療ガイドラインと UpToDate で調べるのが効率的です。 【ほかの選択肢】 (1) 薬物相互作用を調べる資料で、治療法の有用性の比較には向かない 誤り (4) 妊娠・授乳中の薬の安全性を調べる資料 誤り (5) 重い副作用の見つけ方や対処を調べる資料 誤り

出典:第107回 薬剤師国家試験 問262(厚生労働省 公表)出典元ページ

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