タンパク質の構造に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学理論問題(化学) 第102問
タンパク質の構造に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。下図にアミド結合間の水素結合を示す。
- (1)図に示した水素結合は、主に一次構造の形成に働く。
- (2)α︲ヘリックスは、二次構造の1 つである。
- (3)α︲ヘリックスは、図に示した水素結合により2 本のペプチド鎖間で形成される。
- (4)β︲シートは、主に周囲の水分子との相互作用で形成される。
- (5)ジスルフィド結合は、主に三次構造を安定化する。
正答 (2)(5)
正答は (2)と(5)。α-ヘリックスは β-シートと並ぶ二次構造で、システイン残基どうしのジスルフィド結合は主に三次構造を安定化します。
(2) 二次構造は、主鎖の C=O と N-H の水素結合でできる局所的な規則構造です。
(5) ジスルフィド結合は、離れた位置のシステイン残基を共有結合で結び、折りたたまれた立体構造(三次構造)を安定にします。サブユニット間をつなぐこともあります。
【ほかの選択肢】
(1) 図の水素結合は主に二次構造をつくる。一次構造はアミノ酸の配列(ペプチド結合) 誤り
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(3) α-ヘリックスは1本のペプチド鎖の中で、ほぼ4残基離れた C=O と N-H の間の水素結合でできる 誤り
(4) β-シートも図のような主鎖の間の水素結合でできる 誤り
出典:第108回 薬剤師国家試験 問102(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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