糖化反応は生体内や食品中で起こる普遍的な反応である。糖尿病の診断に用いられ、血糖コントロールの状態を把握するマーカーであ…

薬学理論問題(生物) 第120問

糖化反応は生体内や食品中で起こる普遍的な反応である。糖尿病の診断に用いられ、血糖コントロールの状態を把握するマーカーである糖化ヘモグロビン(HbA1c)の生成にも、この反応が関わっている。HbA1c に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

正答 (2)(5)
正答は (2)と(5)。HbA1c はグルコース濃度に応じて非酵素的にでき、赤血球の寿命が短いと低く出ます。 HbA1c は、赤血球の中でグルコースとヘモグロビンが酵素なしに結合してできるので、血糖が高い時間が長いほど増えます。赤血球の寿命(約120日)の間たまり続けるため、過去1〜2か月の平均的な血糖を反映します。溶血性貧血や失血などで赤血球の寿命が短くなると、実際より低い値になります。 【ほかの選択肢】 (1) HbA1c の生成は非酵素的な反応(糖化)で、酵素は要らない 誤り (3) シッフ塩基の段階は可逆だが、アマドリ転位の後のケトアミン(HbA1c)は安定で、もとに戻りにくい 誤り (4) グルコースは輸送体(GLUT1)で赤血球内に入りやすい。長期間の血糖を反映するのは赤血球の寿命による 誤り

出典:第108回 薬剤師国家試験 問120(厚生労働省 公表)出典元ページ

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