21 歳男性。スポーツ競技者。花粉症による鼻炎症状がつらく、練習に影響するので自分で何か良いものはないかと調べたところ、…
薬学実践問題(法規) 第324問
21 歳男性。スポーツ競技者。花粉症による鼻炎症状がつらく、練習に影響するので自分で何か良いものはないかと調べたところ、ある健康食品が良いとインターネット上で評判になっていることを知り、当該健康食品について相談するため薬局を訪れた。この競技者から、ドーピング禁止物質(注)は摂取できないという申し出があり、薬剤師が対応した。(注) ドーピング禁止物質:世界アンチ・ドーピング機構が定める禁止表に記載されている物質この薬局では、この健康食品以外にも複数の健康食品を取り扱っており、店舗内での健康食品の広告を検討している。次のうち、医薬品的な効果に該当せず、医薬品でなくても広告が可能なのはどれか。1つ選べ。
- (1)がんの治癒
- (2)花粉症の予防
- (3)健康維持
- (4)細胞の活性化
- (5)肝機能の向上
正答 (3)
正答は (3)。「健康維持」は特定の病気の治療・予防や身体機能の増強をうたうものではなく、医薬品でなくても広告できる表現です。
食品の広告で、病気の治療・予防や、身体の組織・機能の増強・増進をうたうと、医薬品的な効能効果の表示にあたり、承認を受けていない医薬品(無承認無許可医薬品)として医薬品医療機器等法の規制を受けます。「健康維持」「栄養補給」のような一般的な表現は、医薬品的な効能効果にはあたりません。
【ほかの選択肢】
(1) 「がんの治癒」は病気の治療をうたう表現 誤り
(2) 「花粉症の予防」は病気の予防をうたう表現 誤り
(4) 「細胞の活性化」は身体の組織・機能の増強をうたう表現 誤り
(5) 「肝機能の向上」は身体の機能の増強をうたう表現 誤り
出典:第109回 薬剤師国家試験 問324(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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