8 歳男児。アトピー性皮膚炎に対しステロイド軟膏を使用していたが、顔面の皮疹の改善が見られないため、今回より以下の処方に…

薬学実践問題(法規) 第319問

8 歳男児。アトピー性皮膚炎に対しステロイド軟膏を使用していたが、顔面の皮疹の改善が見られないため、今回より以下の処方に変更となり、患児は母親とともに処方箋を持って薬局を訪れた。服薬指導時に薬剤を見た母親から「薬の名前の横に劇と書いてあるけれど、大丈夫なのでしょうか。1 日1 回に減らして塗ってもよいですか。」との質問があった。(処方)タクロリムス水和物軟膏 0.03% 5 g1 回適量 1 日2 回 朝夕 顔面に塗布変更後の薬剤の薬局における取扱いに関し、法令に照らし正しいのはどれか。2つ選べ。

正答 (1)(2)
正答は (1)と(2)。劇薬はほかの物と区別して貯蔵すればよく、かぎを施す必要があるのは毒薬です(医薬品医療機器等法第48条)。 医薬品医療機器等法第48条第1項は、業務上毒薬・劇薬を扱う者に、ほかの物と区別して貯蔵・陳列することを求めています。かぎを施さなければならないのは毒薬の貯蔵・陳列の場所だけ(第2項)です。 【ほかの選択肢】 (3) 劇薬の盗難について、都道府県知事への届出の義務はない(届出が必要なのは麻薬・向精神薬など) 誤り (4) 白地に赤枠・赤字の「劇」は、製造販売業者が直接の容器・被包に表示するもの。患者に交付する薬袋に書く義務はない 誤り (5) 劇薬の廃棄に、都道府県知事への事前の届出は必要ない(届出が必要なのは麻薬など) 誤り

出典:第111回 薬剤師国家試験 問319(厚生労働省 公表)出典元ページ

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