21 歳男性。スポーツ競技者。花粉症による鼻炎症状がつらく、練習に影響するので自分で何か良いものはないかと調べたところ、…
薬学実践問題(実務) 第325問
21 歳男性。スポーツ競技者。花粉症による鼻炎症状がつらく、練習に影響するので自分で何か良いものはないかと調べたところ、ある健康食品が良いとインターネット上で評判になっていることを知り、当該健康食品について相談するため薬局を訪れた。この競技者から、ドーピング禁止物質(注)は摂取できないという申し出があり、薬剤師が対応した。(注) ドーピング禁止物質:世界アンチ・ドーピング機構が定める禁止表に記載されている物質この競技者から症状を詳しく聴取したところ、一般用医薬品で対応したほうがよいと判断された。鼻炎に効果がある一般用医薬品のうち、ドーピング禁止物質を含む医薬品はどれか。2つ選べ。
正答 (2)(5)
正答は (2)と(5)。プソイドエフェドリンと、エフェドリンを含む生薬のマオウ(麻黄)は、競技会時に禁止される興奮薬です。
世界アンチ・ドーピング機構の禁止表では、エフェドリン・メチルエフェドリン・プソイドエフェドリンなどが競技会時に禁止される興奮薬とされています。(2) は塩酸プソイドエフェドリンを含みます。(5) は小青竜湯の構成生薬で、マオウにはエフェドリン類が含まれます。
【ほかの選択肢】
(1) フェニレフリンは禁止物質ではない。ほかの成分(抗ヒスタミン薬・ベラドンナ総アルカロイド・グリチルリチン酸・カフェイン)も禁止物質ではない 誤り
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(3) セチリジンは抗ヒスタミン薬で、禁止物質ではない 誤り
(4) メキタジンは抗ヒスタミン薬で、禁止物質ではない 誤り
【ポイント】
かぜ薬・鼻炎薬・漢方薬にはエフェドリン類やマオウを含むものが多く、競技者には成分を確かめて選びます。
出典:第109回 薬剤師国家試験 問325(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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