図はある蛍光物質の励起スペクトルと蛍光スペクトルである。…

薬学理論問題(物理) 第95問

図はある蛍光物質の励起スペクトルと蛍光スペクトルである。この励起スペクトルの極大波長(励起波長)がλ₁、蛍光スペクトルの極大波長(蛍光波長)がλ₂ であるとすると、この蛍光物質の励起波長の光のエネルギーと蛍光波長の光のエネルギーとの間のエネルギー差を求める式はどれか。1つ選べ。ただし、プランク定数はh、光速度はc とする。

薬剤師 2024年(令和6年) 第95問の図薬剤師 2024年(令和6年) 第95問の選択肢の図
正答 (1)
正答は (1)。光のエネルギーは E=hc/λ なので、差は hc/λ₁-hc/λ₂=hc(λ₂-λ₁)/(λ₁λ₂) です。 ΔE = hc/λ₁ - hc/λ₂ = hc(λ₂ - λ₁) / (λ₁λ₂) 図では蛍光の波長 λ₂ が励起の波長 λ₁ より長いので、λ₂-λ₁>0 で ΔE は正です。励起された分子は振動緩和などでエネルギーの一部を失ってから蛍光を出すため、蛍光は励起光よりエネルギーが小さく波長が長くなります(ストークスシフト)。 【ほかの選択肢】 (2) h(λ₂-λ₁)/(cλ₁λ₂) c が分母にあり、エネルギーの式 E=hc/λ と合わない 誤り
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(3) c(λ₂-λ₁)/(hλ₁λ₂) h が分母にあり、合わない 誤り (4) λ₁λ₂/{hc(λ₂-λ₁)} 正しい式の逆数 誤り (5) cλ₁λ₂/{h(λ₂-λ₁)} 合わない 誤り

出典:第109回 薬剤師国家試験 問95(厚生労働省 公表)出典元ページ

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