下図はロータリー打錠機による打錠工程を模式的に示したものである。工程Aはどれか。1つ選べ。…
薬学理論問題(薬剤) 第181問
下図はロータリー打錠機による打錠工程を模式的に示したものである。工程Aはどれか。1つ選べ。
- (1)臼への充填
- (2)予備圧縮
- (3)重量調節
- (4)圧縮成形
- (5)錠剤放出
正答 (3)
正答は (3)。Aは臼に粉体を入れた後、秤重レールで下杵を押し上げ、あふれた余分の粉体をすり切って一定量にする重量調節の工程です。
ロータリー打錠機では、ターンテーブルが回る間に次の順で錠剤ができます。
① 臼への充填(下杵が下がり、ホッパーから粉体が入る)
② 重量調節(下杵が秤重レールで決まった高さまで上がり、余分をすり切る)
③ 予備圧縮・圧縮成形(上下の杵がロールで押される)
④ 錠剤放出(下杵が上がり、スクレーパーで出口へ送る)
秤重レールの高さを変えると、臼に残る粉体の量、つまり錠剤の質量が変わります。
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【ほかの選択肢】
(1) 臼への充填は、Aの手前のホッパーの下で行われる 誤り
(2)(4) 予備圧縮と圧縮成形は、Aの後の上下のロールの位置で行われる 誤り
(5) 錠剤放出は、図の右端のスクレーパーの位置で行われる 誤り
【ポイント】
打錠のときの障害には、キャッピング(上部がはがれる)、ラミネーション(層状にはがれる)、スティッキング(杵に付く)などがあります。
出典:第110回 薬剤師国家試験 問181(厚生労働省 公表)出典元ページ
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