体育の新任教諭が初めてプール水の遊離残留塩素とpH を測定することになった。学校薬剤師は測定にあたっての留意点について新…
薬学実践問題(実務) 第207問
体育の新任教諭が初めてプール水の遊離残留塩素とpH を測定することになった。学校薬剤師は測定にあたっての留意点について新任教諭から問合せを受けた。屋内プールで刺激臭がするという連絡を受けて駆けつけた学校薬剤師が、検知管と真空方式ガス採取器を用いてガスCの濃度を測定することになった。ガスCの測定に用いられる検知管の取扱い及び測定方法に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)冷蔵庫で保存した検知管は、取り出したら直ちに使用することができる。
- (2)両端を折り取ったのちに使用しなかった検知管は、アルミホイルに包んで冷蔵庫で保存することができる。
- (3)検知管の変色層の先端面が斜めの場合には、中間点を濃度として読み取る。
- (4)真空方式ガス採取器は、漏れがないことを確認したのちに、試料の採取に用いる。
- (5)真空方式ガス採取器で採取した空気を検知管に通す。
正答 (3)(4)
正答は (3)と(4)。変色層の先端が斜めのときは中間点で濃度を読み、ガス採取器は漏れがないことを確かめてから使います。
真空方式ガス採取器は、両端を折った検知管を差し込み、ハンドルを引いて内部を減圧し、一定量の空気を検知管に通して吸わせます。漏れがあると吸い込む量が足りず、濃度を低く読んでしまうので、使う前に未開封の検知管を付けて漏れの確認をします。
【ほかの選択肢】
(1) 冷蔵庫で保存した検知管は、室温に戻してから使う。温度は反応や読み取りに影響する 誤り
(2) 両端を折った検知管は、外気と反応してしまうので保存できない。再使用しない 誤り
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(5) 真空方式では、検知管を採取器に付けた状態で試料の空気を直接通す。採取した空気を後から通すのではない 誤り
【ポイント】
検知管には、空気を通す向き(矢印)と、使える温度の範囲が決まっています。
出典:第110回 薬剤師国家試験 問207(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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