体育の新任教諭が初めてプール水の遊離残留塩素とpH を測定することになった。学校薬剤師は測定にあたっての留意点について新…

薬学実践問題(衛生) 第206問

体育の新任教諭が初めてプール水の遊離残留塩素とpH を測定することになった。学校薬剤師は測定にあたっての留意点について新任教諭から問合せを受けた。その後、同教諭が遊離残留塩素を測定したところ、基準値を下回っていたため、消毒剤を追加することとなった。屋内プールの水質管理を担当していた別の教諭が、水処理に使用される消毒剤Aと凝集剤Bを誤って混合したため、ガスCが発生した。消毒剤A、凝集剤B及びガスCの組合せのうち、該当するのはどれか。1つ選べ。

薬剤師 2025年(令和7年) 第206問の選択肢の図
正答 (3)
正答は (3)。次亜塩素酸ナトリウムに酸性のポリ塩化アルミニウムが混ざると、液が酸性になって塩素ガスが発生します。 次亜塩素酸ナトリウムは酸性になると次のように反応します。 NaClO + 2 HCl → NaCl + H₂O + Cl₂ ポリ塩化アルミニウム(PAC)は水処理に使う凝集剤で、溶液は酸性です。 【ほかの選択肢】 (1)(4) 重炭酸ナトリウムは pH の調整剤で、凝集剤ではない。(1) のホルムアルデヒドも生じない 誤り (2)(5) チオ硫酸ナトリウムは塩素を中和する脱塩素剤で、凝集剤ではない。塩化水素や硫化水素が発生する組合せではない 誤り
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(6) 塩素化イソシアヌル酸と PAC の組合せで生じる危険なガスは塩素。クロロホルムは有機物と塩素が反応してできるトリハロメタン 誤り 【ポイント】 「まぜるな危険」の表示のある塩素系の洗剤と酸性の洗剤も、同じ反応で塩素ガスが出ます。

出典:第110回 薬剤師国家試験 問206(厚生労働省 公表)出典元ページ

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