インドールのモノ臭素化反応において、主生成物Aが得られる過程で生じるカチオン中間体として、適切なのはどれか。1つ選べ。…

薬学理論問題(化学) 第101問

インドールのモノ臭素化反応において、主生成物Aが得られる過程で生じるカチオン中間体として、適切なのはどれか。1つ選べ。

薬剤師 2026年(令和8年) 第101問の選択肢の図
正答 (2)
正答は (2)。インドールは3位で求電子置換を受けやすく、Br が3位に付くと、正電荷は2位に生じて窒素の非共有電子対で安定化され、ベンゼン環の芳香族性も保たれます。 (2) の中間体は、2位のカチオンが隣の N の電子対と共鳴してイミニウムイオン(C=N⁺)になれるため、最も安定です。ここから3位の H⁺ が外れて、主生成物 A の 3-ブロモインドールが生じます。 【ほかの選択肢】 (1) 2位に Br が付き3位にカチオンができる形。ベンゼン環の芳香族性を壊さずに N で安定化できず、(2) より不安定 誤り
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(3) 縮合部の炭素に Br が付いた形。ベンゼン環の芳香族性が失われる 誤り (4) ベンゼン環の5位に付いた形。ベンゼン環の芳香族性が失われ、ピロール環より反応しにくい 誤り (5) ベンゼン環の7位に付いた形。(4) と同じ理由で不利 誤り 【ポイント】 ピロールは2位、インドールは3位で求電子置換を受けやすい、と区別します。

出典:第111回 薬剤師国家試験 問101(厚生労働省 公表)出典元ページ

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