甲状腺ペルオキシダーゼを直接阻害することで、甲状腺ホルモンの生合成を抑制するのはどれか。1つ選べ。…
必須問題(薬理) 第38問
甲状腺ペルオキシダーゼを直接阻害することで、甲状腺ホルモンの生合成を抑制するのはどれか。1つ選べ。
- (1)プロチレリン
- (2)リオチロニン
- (3)レボチロキシン
- (4)プロピルチオウラシル
- (5)ヒトチロトロピン アルファ
正答 (4)
正答は (4)。プロピルチオウラシルは甲状腺ペルオキシダーゼを阻害し、ヨウ素の有機化とヨードチロシンの縮合を妨げて甲状腺ホルモンの合成を抑えます。
同じ作用の薬にチアマゾールがあり、バセドウ病の治療に使われます。プロピルチオウラシルは末梢で T₄ から T₃ への変換も抑えます。
【ほかの選択肢】
(1) プロチレリン 甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)製剤 誤り
(2) リオチロニン 甲状腺ホルモン(T₃)製剤で、甲状腺機能低下症に用いる 誤り
(3) レボチロキシン 甲状腺ホルモン(T₄)製剤で、甲状腺機能低下症に用いる 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(5) ヒトチロトロピン アルファ 遺伝子組換えの甲状腺刺激ホルモン(TSH)で、甲状腺がんの診断などに用いる 誤り
【覚え方】
抗甲状腺薬はチアマゾールとプロピルチオウラシル。どちらも甲状腺ペルオキシダーゼ阻害です。
出典:第111回 薬剤師国家試験 問38(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「必須問題(薬理)」のほかの問題
- 2023年(令和5年) 第33問血小板のADP P2Y₁₂ 受容体の遮断により、血小板凝集抑制作用を示すのはどれか。1つ
- 2024年(令和6年) 第30問オステオカルシンのグルタミン酸残基のγ︲カルボキシ化を促進するのはどれか。1つ選べ。
- 2025年(令和7年) 第27問フェニレフリンの昇圧作用の機序はどれか。1つ選べ。
- 2025年(令和7年) 第39問ペプチドグリカン前駆体のペンタペプチド末端のD︲アラニル︲D︲アラニンと結合して、細菌の
- 2021年(令和3年) 第36問アプレピタントの制吐作用に関わる作用点はどれか。1つ選べ。
- 2022年(令和4年) 第33問心筋収縮力及び心拍数を低下させ、労作性狭心症発作を予防するのはどれか。1つ選べ。
スポンサーリンク

