感染細胞内でリン酸化されて活性体となりウイルス DNA ポリメラーゼを阻害して、ウイルスの増殖を抑制するのはどれか。1つ…
必須問題(薬理) 第39問
感染細胞内でリン酸化されて活性体となりウイルス DNA ポリメラーゼを阻害して、ウイルスの増殖を抑制するのはどれか。1つ選べ。
- (1)アシクロビル
- (2)ラルテグラビル
- (3)レジパスビル
- (4)アマンタジン
- (5)ソホスブビル
正答 (1)
正答は (1)。アシクロビルはウイルスのチミジンキナーゼでリン酸化され、細胞内で三リン酸体となってウイルスの DNA ポリメラーゼを阻害します。
最初のリン酸化をウイルス(ヘルペスウイルス)のチミジンキナーゼが行うため、感染した細胞の中で選択的に活性化されます。三リン酸体は DNA に取り込まれて鎖の伸長も止めます。
【ほかの選択肢】
(2) ラルテグラビル HIV のインテグラーゼを阻害する 誤り
(3) レジパスビル C 型肝炎ウイルスの NS5A を阻害する 誤り
(4) アマンタジン A 型インフルエンザウイルスの M2 タンパク質を阻害し、脱殻を抑える 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(5) ソホスブビル 細胞内でリン酸化されて活性体になるが、阻害するのは C 型肝炎ウイルスの RNA ポリメラーゼ(NS5B)で、DNA ポリメラーゼではない 誤り
【ポイント】
ソホスブビルは「リン酸化で活性化」までは同じなので、阻害する酵素(RNA か DNA か)で見分けます。
出典:第111回 薬剤師国家試験 問39(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「必須問題(薬理)」のほかの問題
- 2023年(令和5年) 第34問前立腺肥大に伴う排尿障害を改善するタダラフィルの作用機序はどれか。1つ選べ。
- 2024年(令和6年) 第31問血管平滑筋細胞において、可溶性グアニル酸シクラーゼを刺激して血管拡張作用を示すのはどれか
- 2025年(令和7年) 第28問ピロカルピンが毛様体筋を収縮させる機序はどれか。1つ選べ。
- 2025年(令和7年) 第40問HER2(ヒト上皮増殖因子受容体2 型)と結合することにより、乳がん細胞の増殖を抑制する
- 2021年(令和3年) 第37問血清コレステロール低下作用と抗酸化作用を介して抗動脈硬化作用を示すのはどれか。1つ選べ。
- 2022年(令和4年) 第34問プラスミンによるフィブリン溶解を抑制することで、止血作用を示すのはどれか。1つ選べ。
スポンサーリンク

