次の記述は、図1 に示すように、電気的特性が同一のダイオードDを二つ直列に接続した回路の電圧と電流について述べたものであ…

無線工学 無線工学 A-7

次の記述は、図1 に示すように、電気的特性が同一のダイオードDを二つ直列に接続した回路の電圧と電流について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、Dは図2 の②の特性を持つものとする。(1) 回路の直流電圧をV〔V〕( 電流I > 0 ) とすれば、一つのDに加わる電圧VD は[A]〔V〕である。(2) V が[B]〔V〕以下であれば、回路に流れるI は零(0)である。(3) V が1.6〔V〕の場合のI は約[C]〔mA〕である。(4) 図2 の②が常温における特性であるとき、一般にDの温度が上昇した場合の特性は図2 の[D]のようになる。

第一級アマチュア無線技士 2025年(令和7年)11月期 無線工学 A-7の図
正答 (5)
正答は (5)。 【図の読み方】 図2の②(実線)は、VD が 0.6〔V〕までは電流がほぼ 0 で、0.6〔V〕から直線的に増え、1.0〔V〕で 40〔mA〕になっています。傾きは 40〔mA〕/0.4〔V〕=100〔mA/V〕です。 【結論】 A V/2  同じ特性のダイオードを直列にすると同じ電流が流れるので、電圧は半分ずつ加わります。VD=V/2 です。 B 1.2  1個あたり 0.6〔V〕以下では電流が流れないので、V が 2×0.6=1.2〔V〕以下なら I=0 です。
解説の続きをみる続きを閉じる
C 20  V=1.6〔V〕のとき VD=0.8〔V〕です。②で 0.8〔V〕のときの電流は (0.8-0.6)×100=20〔mA〕です。 D ①  シリコンダイオードは温度が上がると、同じ電流を流すのに必要な順方向電圧が小さくなります(およそ -2〔mV/℃〕)。特性は左(電圧の低い方)へずれるので①になります。 【誤りの選択肢】 (1)・(2) 直列の2個に電圧が分かれるので、1個に加わる電圧は V ではなく V/2 です (3) 電流が流れ始めるのは回路全体で 1.2〔V〕からで、1.6〔V〕のときの電流は 20〔mA〕です (4) 温度が上がると特性は③(右)ではなく①(左)へずれます

出典:2025年(令和7年)11月期 第一級アマチュア無線技士 無線工学 A-7(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「無線工学」のほかの問題

  1. 2026年(令和8年)5月期 無線工学 A-9デジタル通信方式において、アナログ信号を標本化周波数24〔kHz〕で標本化後、各標本毎に
  2. 2026年(令和8年)5月期 無線工学 A-25送信機の出力電力を29〔dB〕の減衰器を通過させて電力計で測定したとき、その指示値が1〔
  3. 2026年(令和8年)5月期 無線工学 B-4 ア次の記述は、短波(HF)帯の電波伝搬について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句
  4. 2026年(令和8年)8月期(臨時) 無線工学 A-5次の記述は、デシベルを用いた計算について述べたものである。このうち正しいものを下の番号か
  5. 2026年(令和8年)8月期(臨時) 無線工学 A-23次の記述は、短波(HF)帯の電波伝搬について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句
  6. 2026年(令和8年)8月期(臨時) 無線工学 B-4 エ次の記述は、電波雑音について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句を下の番号から選

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク