揚貨装置の玉掛けに用いるワイヤロープの安全係数の説明として、法令上、正しいものは次のうちどれか。…

関係法令 第19問

揚貨装置の玉掛けに用いるワイヤロープの安全係数の説明として、法令上、正しいものは次のうちどれか。

正答 (1)
正答は (1)。 安全係数とは、ワイヤロープの切断荷重の値を、そのワイヤロープにかかる荷重の最大の値で除した値です。 【式】 安全係数 = 切断荷重 ÷ かかる荷重の最大の値 切れる力が、実際にかかる力の何倍あるか、という比です。 【ほかの選択肢の誤り】 (2) 許容荷重を切断荷重で割った値 → そのような定義ではない (3) かかる荷重を切断荷重で割った値 → 分子と分母が逆 (4) 衝撃荷重をつり荷の質量で割った値 → そのような定義はない (5) かかる荷重を断面積で割った値 → これは応力
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【分子と分母を取り違えない】 正しい  切断荷重 ÷ かかる荷重 誤り   かかる荷重 ÷ 切断荷重 大きいほうが分子です。安全係数は1より大きい数でなければ意味がありません。逆にすると1より小さい数になってしまいます。 【玉掛用具の安全係数】 ワイヤロープ    6以上 つりチェーン    5以上(一定の条件を満たせば4以上) フック、シャックル 5以上 ワイヤロープだけが6です。 【「最大」で割るわけ】 いちばん力がかかるときでも切れない、という設計をする 最小や平均で割っては、余裕を見積もったことになりません。 【安全係数が要るわけ】 ロープは使ううちに傷み、細くなる 衝撃で一時的に大きな力がかかる 取扱いのばらつきがある 新品で計算どおりの強さがあっても、実際の現場では条件が悪くなります。その幅を吸収するための余裕です。 【応力との違い】 応力    力 ÷ 断面積(単位はN/mm²など) 安全係数  力 ÷ 力(単位はない) 安全係数には単位がありません。比だからです。

出典:揚貨装置運転士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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