離婚時の厚生年金の分割制度には「3号分割制度」と「合意分割制度」の2つがある。3号分割制度では、離婚後に国民年金の第3号…
第1問(語句の選択) (18)
離婚時の厚生年金の分割制度には「3号分割制度」と「合意分割制度」の2つがある。3号分割制度では、離婚後に国民年金の第3号被保険者であった者からの請求により、2008年4月1日以後の第3号被保険者期間における相手方の厚生年金保険の保険料納付記録(標準報酬月額・標準賞与額)を( ㋐ )ずつ、当事者間で分割することができる。また、合意分割制度において、合意分割の請求対象期間内に3号分割の対象となる期間が含まれるときは、当該期間について( ㋑ )の請求があったものとみなされる。なお、厚生年金の分割の請求は、原則として、離婚が成立した日等の翌日から起算して( ㋒ )年を経過するまでの間に行わなければならない。
- (1)㋐: 2分の1 ㋑: 3号分割 ㋒: 2
- (2)㋐: 3分の1 ㋑: 3号分割 ㋒: 1
- (3)㋐: 2分の1 ㋑: 合意分割 ㋒: 1
- (4)㋐: 3分の1 ㋑: 合意分割 ㋒: 2
正答 (1)
正答は (1)。これが正しい組合せです。
㋐ 2分の1:3号分割は、国民年金の第3号被保険者だった人が請求すれば、2008年4月1日以後の第3号被保険者期間について、相手方の厚生年金の保険料納付記録(標準報酬月額・標準賞与額)を2分の1ずつに分けられる制度です。相手方の合意はいりません。
㋑ 3号分割:合意分割は、婚姻期間中の納付記録を当事者の合意(または裁判所の決定)による按分割合で分ける制度です。合意分割の請求期間に3号分割の対象期間が含まれるときは、その期間について3号分割の請求もあったものとみなされます。
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㋒ 2:分割の請求は、原則として離婚が成立した日等の翌日から起算して2年以内にしなければなりません(出題時点)。※2026年10月時点では、2026年4月1日以後に離婚等をした場合の請求期限は、離婚等をした日の翌日から5年に延びています。
【ほかの選択肢】
(2) ㋐「3分の1」と㋒「1」が誤り。
(3) ㋑「合意分割」と㋒「1」が誤り。
(4) ㋐「3分の1」と㋑「合意分割」が誤り。
【見分け方】
3号分割 相手の合意不要、2分の1ずつ、2008年4月以後の第3号期間だけ
合意分割 合意等が必要、按分割合の上限は2分の1、婚姻期間全体
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 金融窓口サービス技能検定 2級学科試験 2022年5月 (18)出典元ページ
最終更新日
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