表面利率が年0.8%、償還期間10年、発行価格99.25円(額面金額100円)の固定利付債券の利回りについて、次のうち最…
第2問(記述の選択) (34)
表面利率が年0.8%、償還期間10年、発行価格99.25円(額面金額100円)の固定利付債券の利回りについて、次のうち最も不適切なものはどれか。なお、利回りは%表示で、小数点以下第4位を切捨てとし、税金・手数料等は考慮しないものとする。
- (1)上記の債券を発行時に購入した場合の応募者利回りは、年0.881%である。
- (2)上記の債券を発行時に購入し、4年間保有した後に99.6円で売却した場合の所有期間利回りは、応募者利回りよりも高くなる。
- (3)上記の債券を発行から4年後に99.6円で購入した場合の最終利回りは、応募者利回りよりも高くなる。
正答 (3)
正答は (3)。これが不適切です。
利回りは「(1年当たりの利子+1年当たりの差損益)÷購入価格×100」で求めます。
【計算】
(1) 応募者利回り={0.8+(100-99.25)÷10}÷99.25×100=0.875÷99.25×100=0.8816…→ 0.881%
(2) 所有期間利回り={0.8+(99.6-99.25)÷4}÷99.25×100=0.8875÷99.25×100=0.8942…→ 0.894%
(3) 最終利回り(残存期間は10年-4年=6年)={0.8+(100-99.6)÷6}÷99.6×100=0.8666…÷99.6×100=0.8701…→ 0.870%
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(3)の最終利回り0.870%は、応募者利回り0.881%より低くなります。「高くなる」が誤りです。
【ほかの選択肢】
(1) 応募者利回りは0.881%で、記述のとおりです。 適切
(2) 所有期間利回り0.894%は、応募者利回り0.881%より高くなります。 適切
【利回りの種類】
応募者利回り 発行時に買って満期まで持つ
最終利回り 途中で買って満期まで持つ
所有期間利回り 買ってから満期前に売る
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 金融窓口サービス技能検定 2級学科試験 2022年5月 (34)出典元ページ
最終更新日
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