2023年の世界の経済活動の動向に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
第2問(記述の選択) (28)
2023年の世界の経済活動の動向に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)米国では、複数の銀行が経営破綻に陥り、経済の先行きに対する懸念が高まったが、米国の連邦準備制度理事会(FRB)は、インフレを抑えるため金融引締め政策を続けた。
- (2)欧州では、2022年に始まったロシアによるウクライナ侵攻の影響でエネルギーや食料を中心とするインフレ率の上昇傾向が続き、欧州中央銀行は、2023年1月から12月まで連続して政策金利の引上げを実施した。
- (3)中国では、新型コロナウイルス感染症対策として行われていた大規模な行動制限が解除されたことを受けて、不動産市場を中心に、景気が急速に回復へ向かった。
正答 (1)
正答は (1)。これが適切です。
2023年3月、米国ではシリコンバレー銀行などの地方銀行が相次いで経営破綻し、金融システムへの不安から経済の先行きを懸念する声が高まりました。それでもFRBは、高いインフレを抑えるため金融引締めを続け、2023年7月まで利上げを行いました。
【ほかの選択肢】
(2) 欧州中央銀行(ECB)は、2022年7月から利上げを続けていましたが、2023年は9月の利上げを最後に、10月と12月は政策金利を据え置きました。また、金融政策を決める会合は毎月ではなく、年8回程度です。「1月から12月まで連続して」が誤りです。 不適切
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(3) 中国は2022年末にゼロコロナ政策を終え、2023年は行動制限が解除されましたが、不動産市場の低迷が続き、景気の回復は力強さを欠きました。「不動産市場を中心に急速に回復」が誤りです。 不適切
【あわせて】
日本では2023年、物価上昇率が日本銀行の目標の2%を上回る状態が続き、日本銀行は長期金利の変動幅の上限を段階的に柔軟化しました。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 金融窓口サービス技能検定 2級学科試験 2024年5月 (28)出典元ページ
最終更新日
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