②に示す高圧引込の地中電線路の施工として,不適切なものは。…
一般問題 第31問
②に示す高圧引込の地中電線路の施工として,不適切なものは。
- イ地中埋設管路長が20 mであるため,物件の名称,管理者名及び電圧を表示した埋設表示シートの施設を省略した。
- ロ高圧地中引込線を収める防護装置に鋼管を使用した管路式とし,地中埋設管路長が20 mであるため,管路の接地を省略した。
- ハ高圧地中引込線と地中弱電流電線との離隔が20 cmのため,高圧地中引込線を堅ろうな不燃性の管に収め,その管が地中弱電流電線と直接接触しないように施設した。
- ニ高圧地中引込線と低圧地中電線との離隔を20 cmで施設した。
正答 イ
正答は (1)。
【結論】
需要場所に施設する高圧地中電線路には、電圧を表示しなければなりません。表示を省略できるのは、長さが15m以下の場合だけです(電気設備の技術基準の解釈 第120条)。20mの管路では表示を省略できず、(1)(イ)が不適切です。
【正しい選択肢】
(2) 管路式で鋼管を使用し、管路の接地を省略した管路式で施設した部分の金属製の管路は、D種接地工事を省略できます(解釈 第123条)
(3) 地中弱電流電線との離隔が20cmのため、堅ろうな不燃性の管に収め、直接接触しないように施設した高圧地中電線と地中弱電流電線との離隔距離は0.3m以上が原則です。足りないときは、堅ろうな不燃性の管などに収め、その管が弱電流電線に直接触れないようにすればよいとされています(解釈 第125条)
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(4) 低圧地中電線との離隔を20cmで施設した低圧と高圧の地中電線の離隔距離は0.15m以上です(解釈 第125条)
【数値の整理】
表示を省略できる長さ 15m以下
高圧と低圧の地中電線の離隔 0.15m以上
低圧・高圧の地中電線と地中弱電流電線の離隔 0.3m以上
【間違えやすい点】
(1)と(2)はどちらも「20mであるため省略した」という同じ形です。接地は長さに関係なく管路式なら省略でき、表示は15mを超えると省略できない、という違いがあります。
出典:令和4年度第一種電気工事士学科試験 問31(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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