③に示す高圧ケーブルの施工として,不適切なものは。ただし,高圧ケーブルは6 600 V CVTケーブルを使用するものとす…
一般問題 第32問
③に示す高圧ケーブルの施工として,不適切なものは。ただし,高圧ケーブルは6 600 V CVTケーブルを使用するものとする。
- イ高圧ケーブルの終端接続に6 600 V CVTケーブル用ゴムストレスコーン形屋内終端接続部の材料を使用した。
- ロ高圧分岐ケーブル系統の地絡電流を検出するための零相変流器をR相とT相に設置した。
- ハ高圧ケーブルの銅シールドに,A種接地工事を施した。
- ニキュービクル内の高圧ケーブルの支持にケーブルブラケットを使用し,3線一括で固定した。
正答 ロ
正答は (2)。
【結論】
図の③は、高圧分岐盤の中の高圧ケーブルと零相変流器(ZCT)です。零相変流器は、3相の電流の和(零相電流)を取り出して地絡を検出する機器です。3相の電線をすべて一括して貫通させなければ、地絡電流を正しく検出できません。R相とT相だけに設置した(2)(ロ)が不適切です。
【零相変流器の仕組み】
ふだんは3相の電流の和が0になり、零相変流器には出力が出ません。地絡が起きると、電流の一部が大地へ流れ、3相の和が0でなくなります。この差を検出します。1相でも外れていると、ふだんから出力が出てしまいます。
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【正しい選択肢】
(1) ゴムストレスコーン形屋内終端接続部の材料を使用した 屋内の終端に適したものです
(3) 高圧ケーブルの銅シールドにA種接地工事を施した 高圧ケーブルの被覆に使う金属体にはA種接地工事を施します
(4) ケーブルブラケットを使用し、3線一括で固定した
【間違えやすい点】
零相変流器は、「3相をまとめて通す」ことで初めて地絡だけを検出できます。2相だけ、1相だけ、という選択肢は誤りです。
出典:令和4年度第一種電気工事士学科試験 問32(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
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