低圧配線と弱電流電線とが接近又は交差する場合,又は同一ボックスに収める場合の施工方法として,誤っているものは。…
一般問題 第29問
低圧配線と弱電流電線とが接近又は交差する場合,又は同一ボックスに収める場合の施工方法として,誤っているものは。
- イ埋込形コンセントを収める合成樹脂製ボックス内に,ケーブルと弱電流電線との接触を防ぐため堅ろうな隔壁を設けた。
- ロ低圧配線を金属管工事で施設し,弱電流電線と同一の金属製ボックスに収めた場合,ボックス内に堅ろうな隔壁を設け,金属製部分にはD 種接地工事を施した。
- ハ低圧配線を金属ダクト工事で施設し,弱電流電線と同一ダクトで施設する場合,ダクト内に堅ろうな隔壁を設け,金属製部分にはC 種接地工事を施した。
- ニ絶縁電線と同等の絶縁効力があるケーブルを使用したリモコンスイッチ用弱電流電線(識別が容易にできるもの)を,低圧配線と同一の配管に収めて施設した。
正答 ロ
正答は (2)。
【結論】
低圧配線の電線と弱電流電線は、原則として同じ管やボックスの中に施設してはいけません。同じボックスに収めるときは、次の両方を満たす必要があります(電気設備の技術基準の解釈 第167条)。
低圧配線と弱電流電線との間に堅ろうな隔壁を設けること
金属製部分にC種接地工事を施すこと
D種接地工事とした(2)(ロ)が誤りです。
【正しい選択肢】
(1) 合成樹脂製ボックス内に、ケーブルと弱電流電線との接触を防ぐため堅ろうな隔壁を設けた合成樹脂製のボックスには金属製部分がないので、接地工事は要りません
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 金属ダクト工事で同一ダクトに施設する場合、隔壁を設け、金属製部分にC種接地工事を施した
(4) 絶縁電線と同等の絶縁効力があり識別が容易なリモコンスイッチ用弱電流電線を、低圧配線と同一の配管に収めたリモコンスイッチや保護リレーなどの制御用の弱電流電線で、この条件を満たすものは、同じ管に収められます
【間違えやすい点】
低圧の機器の接地はD種が多いので、D種と思い込みやすいところです。弱電流電線と同じボックスに収める場合は、使用電圧にかかわらずC種接地工事です。
出典:令和5年度第一種電気工事士学科試験 問29(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
「一般問題」のほかの問題
- 令和4年度 第30問①に示すケーブル終端接続部に関する記述として,不適切なものは。
- 令和6年度上期(出題例) 第36問高圧受電設備に使用されている過電流継電器(OCR)の試験項目として,誤っているものは。
- 令和7年度上期(出題例) 第2問図のような直流回路において,電流計に流れる電流[A]は。
- 令和7年度下期 第8問図のような配電線路において,抵抗負荷R1に50 A,抵抗負荷R2 には70 A の電流が
- 令和8年度上期(出題例) 第14問写真に示す照明器具の主要な使用場所は。
- 令和4年度 第20問高圧受電設備の受電用遮断器の遮断容量を決定する場合に,必要なものは。
スポンサーリンク

