図のように,巻数n のコイルに周波数f の交流電圧V を加え,電流I を流す場合に,電流I に関する説明として,誤ってい…
一般問題 第1問
図のように,巻数n のコイルに周波数f の交流電圧V を加え,電流I を流す場合に,電流I に関する説明として,誤っているものは。
- イ巻数n を増加すると,電流I は減少する。
- ロコイルに鉄心を入れると,電流I は減少する。
- ハ周波数f を高くすると,電流I は増加する。
- ニ電圧V を上げると,電流I は増加する。
正答 ハ
正答は (3)。
【結論】
コイルに流れる電流は、電圧を誘導性リアクタンスで割って求めます。
誘導性リアクタンス XL = 2πfL
電流 I = V ÷ (2πfL)
周波数fを高くするとXLが大きくなり、電流Iは減少します。「増加する」とした(3)(ハ)が誤りです。
【正しい選択肢】
(1) 巻数nを増加すると、電流Iは減少するコイルのインダクタンスLは巻数の2乗に比例します。巻数を増やすとLが大きくなり、電流は減ります
(2) コイルに鉄心を入れると、電流Iは減少する鉄心は空気より磁束を通しやすいので、インダクタンスLが大きくなり、電流は減ります
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(4) 電圧Vを上げると、電流Iは増加する電流は電圧に比例します
【まとめ】
Lを大きくするもの 巻数を増やす、鉄心を入れる
XLを大きくするもの Lを大きくする、周波数を高くする
XLが大きいほど電流は小さくなる
【間違えやすい点】
コンデンサの容量性リアクタンス(1/(2πfC))は、周波数を高くすると小さくなり、電流は増えます。コイルとコンデンサで周波数の効き方が逆になる点に注意してください。
出典:令和6年度下期第一種電気工事士学科試験 問1(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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