高圧受電設備に使用されている地絡方向継電器(DGR)の保護装置試験として,行わないものは。…

一般問題 第36問

高圧受電設備に使用されている地絡方向継電器(DGR)の保護装置試験として,行わないものは。

正答 ハ
正答は (3)。 【結論】 地絡方向継電器(DGR)の試験として、動作周波数試験は行いません。 継電器が見るのは、零相電流の大きさ、零相電圧の大きさ、そして両者の位相の関係です。周波数は系統で決まっており、継電器の整定項目ではありません。 【地絡方向継電器の試験項目】  動作電流値試験   零相電流がどの値から動作するか  動作電圧値試験   零相電圧がどの値から動作するか  位相特性試験    零相電流と零相電圧の位相差に対して、              正しく方向を判定するか
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 動作時間特性試験  動作するまでの時間 【方向を判定する仕組み】 自分の側で地絡が起きたときと、外で起きたときとでは、零相電流の向きが逆になります。向きは、零相電圧を基準とした位相として現れます。 だから位相特性試験が欠かせません。この試験があることが、方向 継電器と、ただの地絡継電器(GR)との違いを示しています。 【GRとDGRの試験の違い】  GR(地絡継電器)   零相電流だけを見る               動作電流値試験、動作時間特性試験  DGR(地絡方向継電器) 零相電流と零相電圧を見る               上記に加え、動作電圧値試験と位相特性試験 【間違えやすい点】 四つの選択肢のうち、(1)(2)(4)は電流・電圧・位相と並んでいます。 (3)だけが周波数で、継電器が判断に使っていない量です。何を見て 動く機器かを考えれば選べます。

出典:令和6年度下期第一種電気工事士学科試験 問36(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ

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