絶縁電線相互の接続に関する記述として,不適切なものは。…

一般問題 第28問

絶縁電線相互の接続に関する記述として,不適切なものは。

正答 ニ
正答は (4)。 【結論】 電線を接続するときは、電線の電気抵抗を増加させてはならないと「電気設備に関する技術基準を定める省令」および「電気設備の技術基準の解釈」で定められています。接続部分の電気抵抗が20%増加したというのは、この原則にまともに反します。 【接続で守るべきこと】  電気抵抗を増加させないこと  引張強さを20%以上減少させないこと  接続管その他の器具を使用するか、又はろう付けすること  絶縁電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので十分に被覆すること
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抵抗が増えるということは、そこだけ発熱するということです。接続部は電線の中で最も弱い場所であり、発熱すれば絶縁物が劣化し、やがて焼損に至ります。「抵抗は増やさない、強さは2割以上減らさない」という二つの数字の扱いが、この種の問題の分かれ目です。 【正しい選択肢】 (1) 接続部分に接続管を使用した  規定のとおりです。ねじり合わせるだけでは確実な接続になりません (2) 絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので十分に被覆した  接続部だけ絶縁が弱いということがないようにします (3) 引張強さが10%減少した  減少してよい限度は20%未満です。10%の減少は許される範囲に収まっています 【間違えやすい点】 数字が出てくる (3) と (4) のどちらを選ぶか迷います。区別は、何についての数字かという点です。引張強さには「20%以上減少させない」という許容がありますが、電気抵抗には「増加させない」としか書かれておらず、何%なら許すという規定がありません。抵抗が増えている時点で不適切です。

出典:令和7年度上期(出題例)第一種電気工事士学科試験 問28(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ

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