各種生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (10)
各種生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)特約組立型保険は、加入者の契約時年齢に応じて決定される主契約の死亡保障に対し、医療保障、障害保障、介護保障、生存保障などに係る特約を加入者が任意に組み合わせて付加することができる保険である。
- (2)就業不能保険は、被保険者について所定の傷病による入院や在宅療養が一定日数以上継続して就業不能状態と判断された場合に、所定の給付金が支払われる保険であるが、精神疾患による就業不能を保障するものはない。
- (3)トンチン性を高めた個人年金保険は、生存保障を重視した保険であり、被保険者が年金支払開始前に死亡した場合は、一般に、死亡に係る一時金の額が払込保険料総額を下回る。
- (4)市場価格調整(MVA)機能を有する変額個人年金保険は、市場金利に応じた運用資産の価格変動が解約返戻金額等に反映され、一般に、解約時の市場金利が契約時と比較して上昇した場合には解約返戻金額は増加する。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切です。
トンチン性を高めた個人年金保険(トンチン年金)は、長生きしたときの年金を手厚くするために、年金支払開始前に死亡した場合の死亡給付や、解約返戻金を低く抑えた商品です。年金支払開始前に死亡した場合の一時金は、一般に払込保険料の総額を下回ります。早く亡くなった人の払込保険料の一部が、長生きした人の年金に回る仕組みです。
【ほかの選択肢】
(1) 誤り。特約組立型保険は、死亡保障の主契約を中心に組み立てる従来の保険とは異なり、必要な保障(死亡・医療・介護・障害など)をそれぞれ特約として自由に組み合わせる保険です。契約時年齢に応じた主契約の死亡保障に特約を上乗せするという説明は、この商品の特徴ではありません。
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(2) 誤り。就業不能保険には、精神疾患による就業不能を保障の対象とする商品もあります。
(4) 誤り。市場価格調整(MVA)は、解約時の市場金利を反映して解約返戻金を増減させる仕組みです。解約時の市場金利が契約時より上昇した場合は、運用資産(債券など)の価格が下がるので、解約返戻金は減少します。金利が低下した場合に増加します。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2019年1月 (10)出典元ページ
最終更新日
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